例文・使い方一覧でみる「安気」の意味


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...彼女は驚いたかのような顔をして、不安気味に話し始めた...   彼女は驚いたかのような顔をして、不安気味に話し始めたの読み方

...安気な心持で彼と向い合うようにさせる術(すべ)をまったく知らなかったから...   安気な心持で彼と向い合うようにさせる術をまったく知らなかったからの読み方
有島武郎 「星座」

...先程から何故か妙に落着のない不安気な様子を見せていた深谷夫人は...   先程から何故か妙に落着のない不安気な様子を見せていた深谷夫人はの読み方
大阪圭吉 「死の快走船」

...道路は不安気(げ)な顔付をした人で一杯である...   道路は不安気な顔付をした人で一杯であるの読み方
中谷宇吉郎 「流言蜚語」

...なかなか安気なものだ...   なかなか安気なものだの読み方
林芙美子 「愛する人達」

...一家七人安気(あんき)に喰えるようなところへ...   一家七人安気に喰えるようなところへの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...こんな安気(あんき)なところはない...   こんな安気なところはないの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...安気(あんき)に部屋で寝転がっているがよかろうというようなことをいい...   安気に部屋で寝転がっているがよかろうというようなことをいいの読み方
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」

...唯(ただ)屋敷の長屋を借りて安気に住居するばかり...   唯屋敷の長屋を借りて安気に住居するばかりの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...安気に今日まで消光(くら)して来ました...   安気に今日まで消光して来ましたの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...心を打たれたのでしょう」イズミが不安気に笑顔で言った...   心を打たれたのでしょう」イズミが不安気に笑顔で言ったの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」

...常日頃(つねひごろ)危険に立ち向かう心得のある勇敢な男たちがお互い不安気に目くばせした...   常日頃危険に立ち向かう心得のある勇敢な男たちがお互い不安気に目くばせしたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」

...坐り直つて不安気に耳を傾けた...   坐り直つて不安気に耳を傾けたの読み方
牧野信一 「村のストア派」

...これ程安気なことはなかったという現状でいらっしゃるのです...   これ程安気なことはなかったという現状でいらっしゃるのですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...会社の人でどなたかいないかしら? 横尾にも話して心がけさせておきますわ」「そうして頂けばわたしも安気ですよ...   会社の人でどなたかいないかしら? 横尾にも話して心がけさせておきますわ」「そうして頂けばわたしも安気ですよの読み方
矢田津世子 「女心拾遺」

...それに良人は良人で庭の手入れの方でも手伝って貰うから安気に住みこんで貰いたいとのお言葉...   それに良人は良人で庭の手入れの方でも手伝って貰うから安気に住みこんで貰いたいとのお言葉の読み方
矢田津世子 「旅役者の妻より」

...出来なければ九円でも八円でもよろしく、これはひと興行終りますれば良人の手にも幾ばくかの金が入ります故、是非にでもおかえし申しますれば、御安気下され度...   出来なければ九円でも八円でもよろしく、これはひと興行終りますれば良人の手にも幾ばくかの金が入ります故、是非にでもおかえし申しますれば、御安気下され度の読み方
矢田津世子 「旅役者の妻より」

...「先きへ行けませうか」と、不安気に訊く...   「先きへ行けませうか」と、不安気に訊くの読み方
吉江喬松 「伊良湖の旅」

...山で日を送ってりゃ安気(あんき)なもんだ...   山で日を送ってりゃ安気なもんだの読み方
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」

「安気」の読みかた

「安気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「安気」


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お茶の子サイサイ   そろりそろり   ひどい話  

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