...夕張炭山線の分岐點なる追分を過ぎ、安平(あびら)、早來(はやきた)、遠淺(とほあさ)など云ふ驛を經て、膽振(いぶり)の沼の端に至つて、一行は汽車を降りた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...國も安平(やすらか)ならむ」とのりたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...國家(みかど)安平(やすら)ぎき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここにその身本の如くに安平(やすら)ぎき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...○安平港漁戸の門に干す薯榔染めの漁網を見てこりゃ好い染めだ...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...○安平市街こりゃ鹿港に負けない所があるね...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...その後、長男の袁譚(えんたん)は、甘陵(かんりょう)、安平、渤海(ぼっかい)、河間(かかん)(河北省)などの諸地方を荒らして、追々、兵力をあつめ、三男袁尚(えんしょう)が中山(ちゅうざん)(河北省・保定)にいたのを攻めて、これを奪った...
吉川英治 「三国志」
...「安平の太守王基(おうき)がそんな噂を聞きましてね...
吉川英治 「三国志」
...雷鳴(かみなり)か』昼寝をしていた高安平四郎(たかやすへいしろう)は...
吉川英治 「夏虫行燈」
...高安平四郎も武家だ...
吉川英治 「夏虫行燈」
...高安平四郎だけは...
吉川英治 「夏虫行燈」
...腕に聞えのある高安平四郎とあれば...
吉川英治 「夏虫行燈」
...高安平四郎の声――とすぐ感じたからである...
吉川英治 「夏虫行燈」
...高安平四郎の恥になるから...
吉川英治 「夏虫行燈」
...『されば高安平四郎と相分った』『何...
吉川英治 「夏虫行燈」
...惜気(おしげ)もなく捨てて馳けた高安平四郎は...
吉川英治 「夏虫行燈」
...いわんや高安平四郎を相手にしては...
吉川英治 「夏虫行燈」
...高安平四郎』男女(ふたり)して...
吉川英治 「夏虫行燈」
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