...知識の上に安住の地を求めむとするは蓋し難い哉...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...そして安住の地へ辿り着いたかを詳しく書かない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...安住の地でした...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...日本民族の安住の地は...
豊島与志雄 「故郷」
...明かなのは現在が安住の地でないこと...
豊島与志雄 「風景」
...ここに全く安住の地を得たと謂(い)いつべきです...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかに安住の地を得て静穏に生を営んだか分らない...
夏目漱石 「思い出す事など」
...さうして其所(そこ)にわが安住の地を見出(みいだ)した様な気がした...
夏目漱石 「それから」
...けれども其安住の地は...
夏目漱石 「それから」
...ああここにおれの安住の地位があったと...
夏目漱石 「私の個人主義」
...この隠遁的(いんとんてき)な安住の地位に対する...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ヘンデルやハイドンの故智に倣(なら)って英国に安住の地を見出(みいだ)そうとしたのもまたやむを得ないことである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...久しぶりに安住の地へかへつたなごやかな氣持ちだつた‥‥...
林芙美子 「或る女」
...長い旅を終つて安住の地に住んだロバートが...
牧野信一 「駆ける朝」
...未来永劫大地震から免疫になり安住の地となるはずである...
武者金吉 「地震なまず」
...未来の安住の地を見立てたと伝える方が...
柳田国男 「海上の道」
...ここを安住の地と定め...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...――安住の地を与えてやろう...
吉川英治 「私本太平記」
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