...然則安ンカ知ンレ不ルコトレ有下能省三悟シテ非ルコトヲ二宴安之公共ニ一...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...安之助の講釈を聞いて始めて...
夏目漱石 「門」
...安之助の神戸から土産(みやげ)に買って来たと云う養老昆布(ようろうこぶ)の缶(かん)をがらがら振って...
夏目漱石 「門」
...小六は幾分か安之助の利害を代表しているような口振であった...
夏目漱石 「門」
...この縁談は安之助が学校を卒業すると間もなく起ったもので...
夏目漱石 「門」
...形式的に宗助の方から依頼すればすぐ安之助が引き受けるまでに自分で埒(らち)を明けたのである...
夏目漱石 「門」
...話(はなし)は又(また)安之助(やすのすけ)へ戻(もど)つて來(き)た...
夏目漱石 「門」
...此(この)靜(しづ)かな夫婦(ふうふ)は安之助(やすのすけ)の神戸(かうべ)から土産(みやげ)に買(か)つて來(き)たと云(い)ふ養老昆布(やうらうこぶ)の罐(くわん)をがら/\振(ふ)つて...
夏目漱石 「門」
...安之助(やすのすけ)と一所(いつしよ)になつて...
夏目漱石 「門」
...其上(そのうへ)に宗助(そうすけ)と安之助(やすのすけ)が...
夏目漱石 「門」
...若旦那の安之助樣は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勘当された若旦那の安之助は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先代の遺言状――倅安之助の勘当を許し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いちど眼をさまして泣きだした安之助をようやく寝かしつけてから...
山本周五郎 「日本婦道記」
...少しばかりの荷物を負い安之助の手をひいて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...安之助はすこやかに成長していった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...いつかお話し申した父上の御最期のことはもうお忘れですか」そう云われて安之助はぎょっとしたようすだった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...皀(くろ)い旗には「南安之徳(なんあんのほうとく)」と印し...
吉川英治 「三国志」
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