...あたしのお守袋(まもりぶくろ)の中に...
海野十三 「爆薬の花籠」
...そのお守袋の中にあるものは...
海野十三 「爆薬の花籠」
...その一言を守袋に入れて...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...守袋は水色と白の南京玉で弁慶にして...
中勘助 「銀の匙」
...錦の守袋を取出して...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...何かのお守袋だろう...
野村胡堂 「胡堂百話」
...守袋(まもりぶくろ)はあつたのか」「?」「お前の弟の肌身に着けて居る守袋の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「他に氣の付いたことはないか」「坊つちやんの守袋(まもりぶくろ)が見えませんが――」「それは大事な物でも入つて居たのか」「そんな氣がしてなりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供の守袋らしいものがチラリと見えるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一年半も十二三の丈夫な子供の守袋に入つて居たものではない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ぶら下がつて居る守袋は引き千切られて居ますよ」「そんな事だらうよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...守袋を盜られた自責の心持もあつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前の盜られた守袋が?」平次は立上がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暫らく此守袋を豫つてくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの守袋の中味は拔いてちやんと讀んで置いたよ」「何が書いてあつたんです」「牧野飛騨守樣御家中...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供らしい大きな守袋(まもりぶくろ)――男の手縫らしい縫目をほぐすと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...首に掛けている守袋から目安箱の鍵を取りだして...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...中にはこの寒空に素っ裸で守袋一つひっ背負(しょ)ったのもいる...
久生十蘭 「魔都」
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