例文・使い方一覧でみる「奸臣」の意味

...王にとっての奸臣として、彼は悪名高い存在だった... 王にとっての奸臣として、彼は悪名高い存在だったの読み方

...彼は偉大な指導者に常に反対し、奸臣としての評判を高めた... 彼は偉大な指導者に常に反対し、奸臣としての評判を高めたの読み方

...彼は自分の独裁的な力を確立するために、奸臣を雇った... 彼は自分の独裁的な力を確立するために、奸臣を雇ったの読み方

...歴史上の奸臣はしばしば、悲劇的な結末に陥ることがあった... 歴史上の奸臣はしばしば、悲劇的な結末に陥ることがあったの読み方

...奸臣は通常、自己の利益のために行動し、国家または民族の利益を無視する...

...今や奸臣道に横わりて御名を濫用し... 今や奸臣道に横わりて御名を濫用しの読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...延寶五年六月、ひそかに男山の八幡宮に詣でて、奸臣退き、忠臣進み、なほ將軍に嗣子あらむことを祈りて歸りけるに、その事幕府に洩れ、忠直は譴責を被り、正信は移されて、淡路なる松平綱道に預けられぬ...
大町桂月「宗吾靈堂」

...何故、ここへ来ん」「斉彬公の御代となっても、奸臣は、罰されまい...
直木三十五「南国太平記」

...謂わんや、奸臣を討つの、斬るのと、既に、近藤崩れがあった上に、又、家中に紛擾を起しては――」「それは、口賢（くちさか）しい、大久保の意見ではないか？」「正義のために、奸臣を斬るに、何を、世上を憚るのだ」「出府の時日を、確めて、一挙に立とう... 謂わんや、奸臣を討つの、斬るのと、既に、近藤崩れがあった上に、又、家中に紛擾を起しては――」「それは、口賢しい、大久保の意見ではないか？」「正義のために、奸臣を斬るに、何を、世上を憚るのだ」「出府の時日を、確めて、一挙に立とうの読み方
直木三十五「南国太平記」

...さて揮良夫（こんりやうふ）の如き奸臣はたちどころに誅すべしと迫る... さて揮良夫の如き奸臣はたちどころに誅すべしと迫るの読み方
中島敦「盈虚」

...さて渾良夫の如き奸臣はたちどころに誅（ちゅう）すべしと迫る... さて渾良夫の如き奸臣はたちどころに誅すべしと迫るの読み方
中島敦「盈虚」

...それはお家の奸臣を除くためであったとしても... それはお家の奸臣を除くためであったとしてもの読み方
野村胡堂「大江戸黄金狂」

...日本にては織田信長（おだのぶなが）が武田勝頼（たけだかつより）の奸臣（かんしん）... 日本にては織田信長が武田勝頼の奸臣の読み方
福沢諭吉「瘠我慢の説」

...寅寿は奸臣と呼ばれながら... 寅寿は奸臣と呼ばれながらの読み方
山本周五郎「新潮記」

...――おまえは一部の奸臣（かんしん）と謀（はか）って... ――おまえは一部の奸臣と謀っての読み方
山本周五郎「泥棒と若殿」

...それがもとで御逼塞という大事にいたらしめた奸臣（かんしん）だから... それがもとで御逼塞という大事にいたらしめた奸臣だからの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...かれらが「藩主逼塞」という大事に致らしめた奸臣であるという理由で...
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...奸臣の遺族に対する処理としては... 奸臣の遺族に対する処理としてはの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...つまり忠臣を逐（お）い出して奸臣（かんしん）を取り巻きにして... つまり忠臣を逐い出して奸臣を取り巻きにしての読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...政閣は奸臣（かんしん）の巣... 政閣は奸臣の巣の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...その御方をめぐって天日を晦（くろ）うしている奸臣（かんしん）佞吏（ねいり）... その御方をめぐって天日を晦うしている奸臣佞吏の読み方
吉川英治「新・水滸伝」