...「守兵」が集団的に巡回し、夜間の治安を守っている...
...砦の守兵たちは攻撃の準備を整えた...
...敵の奇襲に備えて、守兵たちは目を光らせている...
...守兵の交代があるから、今夜は遅くまで待たないといけない...
...必要ならば、守兵の増員を申し出よう...
......
芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...この日ボルトリは墺軍の攻撃を受け同地の守兵は夜サボナに退却す...
石原莞爾 「戦争史大観」
...監守兵の一人はその櫃の平常よりも重いのを訝(いぶか)って...
穂積陳重 「法窓夜話」
...年少夏目信次が守兵をひきいて城門をまもっていた...
山本周五郎 「死處」
...二物音に、望楼の守兵と、役人らが出て見た時は、張飛はもう、二丈余の城壁から、関外の大地へとび降りていた...
吉川英治 「三国志」
...陳宮は、信じたとみえて、それから半刻とも経たないうちに、蕭関の守兵は、続々と砦(とりで)を出て徐州のほうへ急いで行った...
吉川英治 「三国志」
...わずかな守兵は次々に仆れてゆき...
吉川英治 「私本太平記」
...守兵の内情には通じているし...
吉川英治 「私本太平記」
...孤塁の守兵は、木の根や野鼠も喰べていよう...
吉川英治 「私本太平記」
...――守兵をのぞけば...
吉川英治 「新書太閤記」
...佐久間信辰(のぶとき)の守兵がいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...守兵二千余人を容(い)れながらなお寂(せき)たるものがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...間もなく厳(きび)しい守兵を立てて一切の出入を断ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここの守兵に安易を抱かせていたことは否み難い事実だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...山腹から迫って参りまする」守兵総員を寄せても...
吉川英治 「新書太閤記」
...八十名の守兵が配されていたに過ぎない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、あたりの守兵に、「助殿は?」と、たずねると、兵は、矢倉を指さした...
吉川英治 「新書太閤記」
...山路や沢に柵をゆい廻し、守兵の配備など、きのうと変りは見えません」夜に入ると、星影の下(もと)、義経たち七百の兵馬は、黒々と前面の山を越えて行った...
吉川英治 「源頼朝」
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