...在伊予宇和島の増永徂春(そしゅん)君から左の手紙の写しを送って来てくれた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...末広君の家は旧宇和島藩の士族で...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...宇和郡の宇和島へも伝習所を置いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかのみならず、県下でも、宇和島、大洲方面には大分西郷に心を寄せる者もあって、少しも油断のならぬ状況になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これは大洲と宇和島との不平党仲間で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...宇和島人の土居藪鶯氏は兼て知り合いで...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...氏の郷里の宇和島の郡長となり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その後同県の宇和島人で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「父上が、隠居届を出されたのか?」「いいえ、福岡、宇和島、南部の三公から、御願いがござりまして、閣老において、御内諾とのことにござります」久光は、じっと、用人の顔を、見ていたが「それでは、父が、厭じゃと申した時に、何うもならんではないか?」「勿論、左様でございます...
直木三十五 「南国太平記」
...それのみでなく、宇和島殿と共に、閣老を動かして、いよいよお上の御隠居を、強制するようでござります」「強制?」と、云って、唾を吐き、水で漱(くちすす)ぎ終った斉興が「わしにも、それなら手段(てだて)がある」お由羅が、長煙管を、斉興に差出した...
直木三十五 「南国太平記」
...例えば宇和島(うわじま)藩...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この国は宇和島(うわじま)とか大洲(おおず)とか松山とか今治(いまばり)とか名のある古い町が少くありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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柳田国男 「こども風土記」
...徳島・松山・宇和島などのごとく...
柳田國男 「地名の研究」
...兄が十九歳でお役名だけ継ぎました」柿崎兵馬は十歳のときから宇和島の明倫館にはいって学んでいた...
山本周五郎 「新潮記」
...宇和島は吉田の本藩に当る...
山本周五郎 「新潮記」
...伊達宗城の庇護(ひご)をうけて宇和島に匿(かく)れたものであった...
山本周五郎 「新潮記」
...宇和島の二荒伯などもさうだとは聞いてゐるが...
吉川英治 「折々の記」
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