...これが彼の哲學を誤謬又は時代遲れにする原因になりはしないかとも思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...島村抱月氏が早稻田文學を主宰し出した明治三十九年七月頃の同誌に載せたものです...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...唯英語の此の點が彼の點よりも學習に困難である...
高田力 「ベーシック英語」
...今日哲學上に於て...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...宋代には史學の補助學で發達したものがある...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...これは目録學の根本の議論からかく云つてゐるのである...
内藤湖南 「支那目録學」
...此人も乾隆の末年に生れ、道光八年に僅か四十二歳で亡くなつた人であるが、この張氏はその親族に藏書家多く、金吾の從父張海鵬はことに多くの書籍を刻せるを以て有名で、學津討原・墨海金壺、又は借月山房彙鈔などの大部の書籍を出版した人であるが、張金吾はこの一族として、若い時から既にその先代からの藏書に加ふるに、自己の蒐集したものを以てして、八萬餘卷を藏してゐたと言はれ、此人はその夫人も亦學問のある人で、夫婦ともに書を愛し、學問に力め、隨分著述も多いが、悉くは出版されてをらぬ...
内藤湖南 「藏書家の話」
...研究する目的物の尤も大なるものは天文の學だらう...
長塚節 「教師」
...5世界文學に於ける最も偉大なるリアリストと言はれるフョウドル・ドストイェフスキイはかの驚くべき長篇小説の數多くを殘して行つた...
南部修太郎 「氣質と文章」
...然れども其酸甘等の化學上の事は秤量にても平分す可きに非らず...
西周 「尚白箚記」
...女學生の涙劇的ヒロイズムの對象であつたりしたことを考へると...
萩原朔太郎 「初めてドストイェフスキイを讀んだ頃」
...この問題は哲學と宗教とが互の敬意と理解とをもつて相接近することによつてのみ解決されるといふことは著者のかねてより信ずる所である...
波多野精一 「時と永遠」
...(二) Kritik der praktischen Vernunft. S. 109 f.(三) この點に關しては「宗教哲學」二〇節一一一頁以下參看...
波多野精一 「時と永遠」
...先方が國際法學者まで引つぱり出して堂々の陣を張るので...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...文學作品は、この視角から見たとき、直接間接の宣傳もしくは煽動(せんどう)の手段としてしか意味がない...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...高等學校時代、私は直接には速水先生から最も多く影響を受けた...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...そこから環境一般の概念を學ぶことができる好著だと思う...
矢田部達郎 「心理學」
...私もあの頃は「文章世界」や「ハガキ文學」で妹と競爭的に書いたものでした...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
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