...眞實の前に屑く頭を垂れることが出來ないほどに浮誇であるか――三つのうちの孰れかでなければ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...内容と広告と孰方(どちら)に新知識が多いと訊かれたら...
薄田泣菫 「茶話」
...―――幸子には孰方(どちら)とも分らなかったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...孰方(どちら)が負担したかよく分らないけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...平らな水が自然と孰方かへ傾くのを待っているようなものであった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...さし向いになった夫婦は孰方(どっち)も脹(は)れぼったい眼をしていた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...リヽー遣んなはるのんか孰方(どっち)だす? 今はつきり云うて頂戴...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...孰方(どちら)も目的を達しないで河内介に討たれてしまったのであるが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...男か女かの孰(いず)れかにあるらしい或生理的の異常から来る男の不満とが...
徳田秋声 「あらくれ」
...孰れかといへば寧ろ後者に近かく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼の千金棄擲解語の花を弄するものと得失孰れぞやと要するに伊藤侯の風流は東洋的にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...公若し既成政党に入るを利あらずとして別に一政党を組織せば如何是れ亦面白し既成政党の孰れにも関係なき中立派は喜むで公を迎ふるのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...孰れも球を突こうとも云い出さないでただ歩いた...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...それで孰(どちら)も大きな形を横へましたが...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...孰方(どちら)かと云えば明朗な美男である千代三の溌剌性とは全く異った雰囲気であります...
西尾正 「陳情書」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...孰(いづ)れとも言はれないと噂されました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我日本国に於て古来今に至るまで男子と女子と孰(いず)れが婬乱なるや...
福沢諭吉 「女大学評論」
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