...「神の意志なり」此の如き絶對的認識に達するを得るは孰れの日ぞ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...孰(いずれ)も公使一個の考(かんがえ)にして決して本国政府の命令(めいれい)に出でたるものと見るべからず...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...孰方(どっち)か乳母の児(こ)で...
泉鏡花 「霰ふる」
...然しながらそれは孰(いず)れの時代を問はず常に真の芸術家に伴つてゐたことなのである...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...孰(いづ)れにしても立派な腕前である...
薄田泣菫 「贋物」
...孰方(どちら)に定(き)めたものかと石を投げて占つたといふが...
薄田泣菫 「茶話」
...下の子二人は孰(いづ)れもよく泣く子であつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...孰方(どちら)へも義理が立つように失明の手段を取ったのであると...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「さあ孰方や、返事しなさい、早う! 早う!」「何とまあ手荒な、………」「今夜はどないなことしたかて堪忍せエしまへんで...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...孰(どれ)もこれも持腐れになってしまったのに落胆(がっかり)して...
徳田秋声 「あらくれ」
...けれど孰にしてもこつちの事情が要求に応じかねるんで...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...絶壁には所々に棧橋が架けてあつて孰れも皆新規であるのを見ると麓の人足等が造つたのであらう...
長塚節 「痍のあと」
...孰れの村落へ行っても人は皆悪戯半分に瞽女を弄ぼうとする...
長塚節 「太十と其犬」
...從來(これまで)も夫婦(ふうふ)の間(あひだ)は孰(いづ)れが本位(ほんゐ)であるか分(わか)らぬ程(ほど)勘次(かんじ)には決斷(けつだん)の力(ちから)が缺乏(けつばふ)して居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...これ等は孰れも真に結構な案ではあるが...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...それとも出掛けた方がよからうか? 孰れにすべきか一時間ばかり考へる為にノロノロと歩み走つた...
牧野信一 「吾家の随筆」
...孰有太公九府銭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...子帥(ひき)いて正しければ孰(たれ)か敢(あ)えて正しからざらん...
和辻哲郎 「孔子」
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