...孫引きの話をするなら、古典好きの友人にオススメできる...
...「孫引き」とは、引用文中で一部分だけを取り出すことを指す言葉です...
...報告書には、調査結果をまとめた上で、評価論点を孫引いて提示する予定です...
...詩句の中で、孫引きで意味を呼び出す手法があると知った...
...民話に登場する「孫引き」というキャラクターは、どんな性格の持ち主なのだろうか...
...」これは次手(ついで)に孫引きにしたトルストイの書簡の一節である...
芥川龍之介 「点心」
...ブランデスの中から孫引するのである)――「彼女には何の道徳的反省も起らなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...他の本の孫引きでも寄せ集めでもない...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...決して孫引(まごび)きのないもので...
淡島寒月 「明治十年前後」
...孫引に聞いている...
泉鏡花 「薄紅梅」
...用もない孫引きの文献を並べるような事も好まなかった...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...先人の研究をその孫引きによって知り...
寺田寅彦 「知と疑い」
...ある書物で「大鳥圭介傳」の孫引から讀んだ字句が私には氣にくはなかつたのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...子子孫孫引無極也以下は直接に其の言葉の解釋をするのではなくて...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...また『燕居雑話』から孫引きする...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...邦人が一汎に和漢書よりは精確と想う欧州書にもこんな杜撰(ずさん)が往々(まま)あるから孫引きは危険千万と注意し置く...
南方熊楠 「十二支考」
...しかるに出口米吉君の近刊『日本生殖器崇拝略説』に『日本書紀通証』から孫引きされた『扶桑拾遺集』に...
南方熊楠 「十二支考」
...上に孫引きした『博物類纂』の支那方あたりから転出したと見える...
南方熊楠 「十二支考」
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