...「学頭」としては用いられていません...
...いよいよ出でて益々突飛なるは新学の林大学頭たるK博士の人種改良論であった...
内田魯庵 「四十年前」
...松平大学頭(だいがくのかみ)の徒士(かちざむらひ)が病気に罹(かゝ)つて招(よ)びに来た...
薄田泣菫 「茶話」
...奈良の大学頭になるために招かれた音博士の袁晉卿...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...始めは同国健屋(たてのや)の与光寺の学頭であったが...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...東宮博士大学頭範雄の三男の範兼を葛木の婿にえらび...
久生十蘭 「無月物語」
...当時もしも大学頭をして実際の行政官たらしめんか...
福沢諭吉 「学問の独立」
...大学頭の申し分に...
福沢諭吉 「学問の独立」
...いわんや林大学頭が引証した「左伝」の語は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...老職で藩校の学頭を勤める...
山本周五郎 「竹柏記」
...林大学頭家(だいがくのかみ)の馬場(そこには後に聖堂が建てられた)から本郷通りへ出てゆけば...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大学頭(だいがくのかみ)紀ノ行親の家にも...
吉川英治 「私本太平記」
...時の大儒林大学頭(だいじゅはやしだいがくのかみ)や室鳩巣(むろきゅうそう)などを始め...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「おや、当院の鐘は、どうしたのじゃ」西塔の如法堂(にょほうどう)で、学頭の中年僧が、方丈(ほうじょう)から首を出した...
吉川英治 「親鸞」
...金火箸(かなひばし)を持っていた学頭が...
吉川英治 「親鸞」
...水を汲みに行ったのだ?」学頭は...
吉川英治 「親鸞」
...血を見て、学頭は、口をつぐんだ...
吉川英治 「親鸞」
...常々かたく学頭から訓戒されているが...
吉川英治 「源頼朝」
...その他に大学頭(だいがくのかみ)以下五人の役人がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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