...「学頭」としては用いられていません...
...松平大学頭(だいがくのかみ)の徒士(かちざむらひ)が病気に罹(かゝ)つて招(よ)びに来た...
薄田泣菫 「茶話」
...奈良の大学頭になるために招かれた音博士の袁晉卿...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...普通の大学は大学頭を戴いて法政...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...始めは同国健屋(たてのや)の与光寺の学頭であったが...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...而(しこう)して同年十二月を以て、三百諸侯に開港の已(や)むべからざるを伝え、その意見を問い、また林大学頭、津田半三郎を以て京都に上申し、その勅許を得んことを求めたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...東宮博士大学頭範雄の三男の範兼を葛木の婿にえらび...
久生十蘭 「無月物語」
...世々(よよ)大学頭にして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...いやしくもその教育を支配する学頭にして行政部内の人なれば...
福沢諭吉 「学問の独立」
...当時の儒官林大学頭信篤(鳳岡)および新井筑後守(白石)に命じて擬律せしめることになった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...いわんや林大学頭が引証した「左伝」の語は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...安原平沢両学頭は罷められて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大学頭(だいがくのかみ)紀ノ行親の家にも...
吉川英治 「私本太平記」
...「おや、当院の鐘は、どうしたのじゃ」西塔の如法堂(にょほうどう)で、学頭の中年僧が、方丈(ほうじょう)から首を出した...
吉川英治 「親鸞」
...金火箸(かなひばし)を持っていた学頭が...
吉川英治 「親鸞」
...水を汲みに行ったのだ?」学頭は...
吉川英治 「親鸞」
...血を見て、学頭は、口をつぐんだ...
吉川英治 「親鸞」
...この山では行人派の一派と学頭派とよぶ一派とが...
吉川英治 「親鸞」
...常々かたく学頭から訓戒されているが...
吉川英治 「源頼朝」
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