...ほかのことでは学問があるのに...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼は学問があるのでいささか遺老の臭気がある...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...女子に学問があると生意気になって仕方がない...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...少しばかり学問があると威張り得らるるからであるとも言える...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...妻の方は少しばかり学問があるので...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なまじっか学問がある人よりも...
高神覚昇 「般若心経講義」
...学問があるでもなくまた無知でもなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私よりずっと学問があるのね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...実は、あなたが怖るべき才色兼備の御婦人ということは、紹介された者の口から、よく承って来たのですが、案外なのに驚かされました」「どうせ案外でございましょう、いったい仙台は、昔の殿様が高尾を殺した祟(たた)りで、美人は生れないのだそうでございます」「いや、違います、全く案外の、掛価なしの才色兼備なのですから――いったい世間では、身投げの婦人があれば必ず美人にしてしまい、甚(はなはだ)しいのは首無し美人なんぞというのもありましたが、婦人で、学問がある、歌がよめるというと、おきまりに才色兼備にしてしまうのが慣例になっていまして、才の方はとにかく、色の方は大割引しなければ受取れないのが通例なのに、あなた様だけは、割引なしの美人でしたから驚かされました」白雲だから、これは全くお世辞ではありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し女は学問があると先生になり...
三宅花圃 「藪の鶯」
...いばら〔荊棘〕だらけの学問がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自ら学問があるという自惚れのために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...実際おそろしいほど学問があるために...
山本周五郎 「青べか物語」
...性質はあのとおりだし学問があるわけでもない...
山本周五郎 「おれの女房」
...貴公は学問がある...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...学問があるだけに言葉附がハッキリしていた...
夢野久作 「巡査辞職」
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