例文・使い方一覧でみる「季節はずれ」の意味
スポンサーリンク...季節はずれの畑には人影もなかった... 
江戸川乱歩 「影男」
...季節はずれの時化（しけ）に遭う危険を重ぬるなかれ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...季節はずれのそのレンコオトを着て...
太宰治 「I can speak」
...すでに季節はずれの感があって...
太宰治 「座興に非ず」
...季節はずれの妙な品物ばかり並んでいるよ...
太宰治 「冬の花火」
...……季節はずれに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ごあいさつもしませんでしたが……」季節はずれのダスター・コートを着たのが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...こんな季節はずれの六月の月を選んで...
堀辰雄 「美しい村」
...これから私の暮らそうとしているようなこんな季節はずれの田舎の...
堀辰雄 「美しい村」
...順二郎は暫く季節はずれの南風に吹きあおられている庭の竹藪を眺めていた...
「海流」
...同じ都会の或る庭では竹藪を吹きざわめかせる季節はずれの南風は...
「海流」
...お送りするのが遅すぎて季節はずれのように...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...（b）壮年期においてさえ恋はすでに季節はずれだと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...強（しい）て季節はずれのものを誇ります...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...季節はずれの衣食住が目立たなくなって楽になったではないか...
山之口貘 「楽になったという話」
...なんのために季節はずれの今頃ここへ登るか...
山本周五郎 「新潮記」
...季節はずれなので大きくしてしまったらしい...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...きのうから季節はずれな東南風（たつみかぜ）が吹き出したので...
吉川英治 「三国志」
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