...我輩はかつて孔孟が二千四百年の前に生れて提唱したりし王道の実現の機無かりしものが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...ふとい孟宗竹(もうそうちく)が二三十本むらがって生えている...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...孟を軽薄な男ではないかと疑った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「封三娘」
...この煎薬(せんやく)のにおいと自分らが少年時代に受けた孔孟(こうもう)の教えとには切っても切れないつながりがあるような気がする...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...孟夏を迎うる強烈な自然の力に圧服されてひとりでにこんな心持になるのかと考えた事もある...
寺田寅彦 「やもり物語」
...孔孟之(これ)ヲ教フト雖(いへど)モ無益也...
中里介山 「大菩薩峠」
...太い孟宗竹を何十本と束ねて縛ったものを浮標にして...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...居(きょ)は気を移すと云う孟子(もうし)の語は小供の時分から聞いていたが戦争から帰った者と内地に暮らした人とはかほどに顔つきが変って見えるかと思うと一層感慨が深い...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...卦に「窮理盡性以至于命」と二個所の用法並に孟子に「理義之悦我猶芻豢之悦我口」等にて...
西周 「尚白箚記」
...じんぐ じんぐ 掘つても孟宗の竹籔どこまで掘つても孟宗の竹籔よくよく これはと鍬 投げた...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...いわゆる宣王の〈羊を以て牛に易う〉といいしは孟子のいわゆる〈小を以て大に易え...
南方熊楠 「十二支考」
...「節惟当孟秋...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...彼の手から孟達へ送らせるのです...
吉川英治 「三国志」
...孟獲何か云い置くことはないか」「待て待て」と...
吉川英治 「三国志」
...「反奴(はんぬ)孟獲...
吉川英治 「三国志」
...孟州大街の入口まで送って来た...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここは孟州(もうしゅう)奉行所の地下牢か...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
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