...孜々(しし)として楽しみをひとびとに分けあたえたためのものだからだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...孔子自レ志レ學、至二七十一、毎二十年一、自覺二其有一レ所レ進、孜孜自彊、不レ知二老之將一レ至...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...孜孜(しゝ)として自ら彊(つと)めて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...大禹思二日孜孜一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...終日孜々汲々(ししきゅうきゅう)としていてようやく一家を支(ささ)えて行く位の有様であるから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...孜々(しゝ)として自然の神秘に向つて進んで行く人のするのを時として見かける...
田山録弥 「エンジンの響」
...生活のため図書館に勤めながら孜々として勉強していました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...「身を修め藝を研く」の古訓を守り孜々として修養して來た...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...世間を孜々としてこの婦人から学びとった...
久生十蘭 「金狼」
...不折君は初より終まで孜々(しし)として怠らずに画く...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...かうして孜々として倦まない息子を前に置いて...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...孜々として勉学する...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかし孜々営々(ししえいえい)...
吉川英治 「三国志」
...とにかく孜々(しし)として鈍才に鞭(むち)打ち...
吉川英治 「親鸞」
...病母弟妹を養うためにただ孜々と働いていただけなんです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...孜々(しし)と毎日三田の塾まで通っている...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...一、会館ハ辰半(タツハン)ニ入(イリ)、未刻(ヒツジノコク)ニ退(シリゾ)ク可(ベシ)一、書策ハ謹(ツツシン)デ之(コレ)ヲ汚穢(オエ)紛失(フンシツ)スベカラズ一、文ヲ論ジ事ヲ考フルニ各力ヲ竭(ツク)シ、モシ他ヲ駁(バク)ス所アラバ、虚心(キヨシン)之(コレ)ヲ議シテ独見ヲ執(ト)ルナカレ一、席ニ在(ア)ツテハ怠惰(タイダ)放肆(ホウシ)ナルナカレこの曠世(こうせい)の文業(ぶんぎょう)に、光圀を扶翼(ふよく)して、蒐書(しゅうしょ)や研究や編修の実務にあたった人々としては、人見又左、吉弘元常(よしひろもとつね)などをはじめとして、板垣矩(いたがきのり)、中村帆(なかむらはん)、岡部仙(おかべせん)、松田効(まつだこう)、小宅順(こやけじゅん)、田中犀東(たなかさいとう)など以下、筆生(ひっせい)だけでも十余名が、机をならべて、孜々(しし)、旧記を抜抄(ばっしょう)したり、原稿の清書にあたったりしていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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