...孜々(しし)として楽しみをひとびとに分けあたえたためのものだからだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...孔子自レ志レ學、至二七十一、毎二十年一、自覺二其有一レ所レ進、孜孜自彊、不レ知二老之將一レ至...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...大禹(う)の日に孜孜せんことを思ひ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...十二時が打つまでも孜々(せつせ)とそれを行つてゐた...
石川啄木 「足跡」
...この頃に孜孜(しし)として研鑽を重ねたひとが後に名をなしたのです...
上村松園 「明治懐顧」
...而して六年間孜々(しし)として吾巣を構えた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...おのが生の道筋を気長に孜々(しし)として掘っている同類の人々とも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...孜々(しし)として東京市の風景を毀損(きそん)する事に勉めているが...
永井荷風 「日和下駄」
...世間を孜々としてこの婦人から学びとった...
久生十蘭 「金狼」
...孜々として勢力扶植の道を講じ今や漸次再びその萠芽を発せんとするもの少からざるを覚ゆ...
日野強 「新疆所感」
...夜は孜々(しし)として勉強します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...就師欲孜々」と云ふに見て知られる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...Q川は隣接するS川と終日終夜分水界の争奪に孜々としてゐた...
横光利一 「静かなる羅列」
...孜々(しし)として活動しはじめるうちに...
吉川英治 「上杉謙信」
...孜々(しし)として夕方も暗くなるまで働いている様子があった...
吉川英治 「鬼」
...孜々として働いてゐる者が...
吉川英治 「折々の記」
...学徳の切磋(せっさ)に孜々(しし)たる頃であった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...二人が孜々(しし)として開拓しかけた面積などは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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