...孜々(しし)として楽しみをひとびとに分けあたえたためのものだからだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...人の汲々孜々として力を改良振起に尽くしたるものは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...孜々(しゝ)として自然の神秘に向つて進んで行く人のするのを時として見かける...
田山録弥 「エンジンの響」
...生活のため図書館に勤めながら孜々として勉強していました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...司馬遷(しばせん)はその後も孜々(しし)として書き続けた...
中島敦 「李陵」
...世間を孜々としてこの婦人から学びとった...
久生十蘭 「金狼」
...ただ一片の不平心を慰めんがために孜々(しし)として...
福沢諭吉 「学者安心論」
...皆々孜々として仕事に励み...
牧野信一 「酒盗人」
...Q川は隣接するS川と終日終夜分水界の争奪に孜々としてゐた...
横光利一 「静かなる羅列」
...孜々(しし)として...
吉川英治 「大岡越前」
...金は惡魔的に孜々として描き出す...
吉川英治 「折々の記」
...或いは孜々(しし)と働いている中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝夕にこれらの次の中堅(ちゅうけん)を孜々錬成(ししれんせい)の真っ最中であったということもできよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の場合は、この平凡な道理に従って、常時、戦のない日でも、それを戦務と政略に、孜々(しし)、心がけて来ている結果のものなのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬鹿でない自分が、馬鹿みたいになって、その実、孜々(しし)と、目的に邁往(まいおう)してゆく...
吉川英治 「平の将門」
...ここの人々がつねの如く孜々(しし)として汗と泥にまみれていると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...孜々(しし)として...
吉川英治 「宮本武蔵」
...二人が孜々(しし)として開拓しかけた面積などは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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