...私はどこにこの勝手さが存立するかを述べてみましょう...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...二十五ヵ年の歳月が文学をして職業として存立するを得せしめ...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...すぐれた直感の奥には必ず正しい真理が存立するものなのである...
海野十三 「地球発狂事件」
...また存立する権利がある...
高浜虚子 「俳句への道」
...社会的に存立するものではない...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...幸うじて存立することが出来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...客観的に存立する歴史的社会的な文化(又は文明)のことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...この喜びなくしては世界も存立することができません...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...故に閣下の内閣にして依然今後に存立することあらむか...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...故に閣下の内閣にして依然今後に存立することあらむか...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そうするといわゆる実在も「我れ」あって始めて存立するものである」ことは明らかである...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...尤も主體は隱れたる中心として儼然存立するに相違ないが...
波多野精一 「時と永遠」
...共同の可能なるためには他者が飽くまでも存立することが必要である...
波多野精一 「時と永遠」
...この別が儼然として正しく明かに存立することが人間的主體の眞の有限性であり...
波多野精一 「時と永遠」
...存立する凡てのものは...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...○民俗学が一国総体の学問として存立する利益は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...また普遍的な意義を現わすがゆえにまさに文化として存立するのだということの言えないような特殊の文化などというものも...
和辻哲郎 「孔子」
...「平和のうちに」存立することが出来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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