...存否を確認する必要があります...
...彼の存否について調べる必要がある...
...存否を問わず、全員参加できます...
...存否に関わらず、会議に出席してください...
...存否がわからないため、情報収集が必要です...
...宗教的嗅味の存否...
高木敏雄 「比較神話学」
...このような区別を生じた原因の中には颱風や地震のようなものの存否がかなり重大な因子をなしているかもしれないのである...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...エーテルの存否を推定し得るとする...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...其の存否を驗せしに...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...それも所在も存否も確かめずに...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...なお藤花学会という愛国主義鼓吹の団体も今は存否如何を知らぬが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...存否の議論はもはや無意味である...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...その存否は委員中の重大問題となったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...この他は存否知るべからず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その存否をすら忘れてゐたこの學校の名を思ひ出し何故の騷動かと訝かつたが...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...かかる物実際存否の論は措(お)いてとにかく西洋に大海蛇の譚あるようにインドや支那で洋海に大竜棲むとし海底に竜宮ありと信ずるに及んだのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...猴麪包の功遥かに存否曖昧の猴酒に優(まさ)る...
南方熊楠 「十二支考」
...皮想の見解の輩は、處女膜の存否を、男を知たか否の試金石の如く主張するが、既に支那の小説金瓶梅二五回にも、女兒が鞦韆より滑つて、板に一件をすり付け損じた、後ち人に嫁がしむると、是は素女でないとて逐歸された話あり...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...故に處女膜の存否は...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...しばしばその存否を検したことがある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたくしはその書の存否を審(つまびらか)にしない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...道誉一人の存否などは問題でない...
吉川英治 「私本太平記」
...一人の天才の存否は時代の趨勢よりも重い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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