例文・使い方一覧でみる「孑」の意味


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...(僕はそこへ金魚にやる(ぼうふら)を掬(すく)ひに行つたことをきのふのやうに覚えてゐる...   を掬ひに行つたことをきのふのやうに覚えてゐるの読み方
芥川龍之介 「本所両国」

...その暗い処に母とお末とが離れ合つて然(ぽつねん)と坐つて居た...   その暗い処に母とお末とが離れ合つて孑然と坐つて居たの読み方
有島武郎 「お末の死」

...そんな湯呑には(ぼうふら)が居ると不可(いけ)ません...   そんな湯呑には孑孑が居ると不可ませんの読み方
泉鏡花 「浮舟」

...が這上(はいあが)って...   孑孑が這上っての読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...そのの驚いたという事が社中一同大得意であったかと記憶する...   その孑孑の驚いたという事が社中一同大得意であったかと記憶するの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...時たま一人然(ぽつねん)と貸間の二階に寝ることがないでもないが...   時たま一人孑然と貸間の二階に寝ることがないでもないがの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...深き淵のたゞ中に大きなる岩の一つ突き出でたる上に年ふりたる松の枝おもしろく竜にやならんと思はれたるなどもをかしく久米駿公の詩に水抱巌洲松立雲竜石窟仏孤栖といへるはこゝなんめりと独りつぶやかる...   深き淵のたゞ中に大きなる岩の一つ突き出でたる上に年ふりたる松の枝おもしろく竜にやならんと思はれたるなどもをかしく久米駿公の詩に水抱巌洲松孑立雲竜石窟仏孤栖といへるはこゝなんめりと独りつぶやかるの読み方
正岡子規 「かけはしの記」

...また東風(こち)菫(すみれ)蝶(ちょう)虻(あぶ)蜂(ぼうふら)蝸牛(かたつむり)水馬(みずすまし)虫(まいまいむし)蜘子(くものこ)蚤(のみ)蚊(か)撫子(なでしこ)扇燈籠(とうろう)草花 火鉢炬燵(こたつ)足袋(たび)冬の蠅(はえ)埋火(うずみび)等はその繊細なる者なり...   また東風菫蝶虻蜂孑孑蝸牛水馬虫蜘子蚤蚊撫子扇燈籠草花 火鉢炬燵足袋冬の蠅埋火等はその繊細なる者なりの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

......   の読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...そりや(ぼうふら)は溝(どぶ)の中でうよ/\してゐるのよ...   そりや孑孑は溝の中でうよ/\してゐるのよの読み方
三島霜川 「平民の娘」

......   の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...負傷した蝮が(ぼうふり)様に曲り動いて予の足もとに滑り落ち来れるに気付き...   負傷した蝮が孑孑様に曲り動いて予の足もとに滑り落ち来れるに気付きの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...「干旄上途程...   「干旄孑孑上途程の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...童歌はこういっている……八九年間ハジメテ衰(オトロ)エント欲ス十三年ニ至ッテ遺(ケツイ)無(ナ)ケン到頭(トウトウ)天命帰ス所アリ泥中(デイチュウ)ノ蟠龍(ハンリュウ)天ニ向ッテ飛ブこれをあなたはどう判じられるか? ……」「さあ...   童歌はこういっている……八九年間ハジメテ衰エント欲ス十三年ニ至ッテ孑遺無ケン到頭天命帰ス所アリ泥中ノ蟠龍天ニ向ッテ飛ブこれをあなたはどう判じられるか? ……」「さあの読み方
吉川英治 「三国志」

...これで腹の中の々も死ぬだろう...   これで腹の中の孑々も死ぬだろうの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...(ぼうふら)を掌(て)に掬(すく)って...   孑孑を掌に掬っての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「水溜(みずたま)りの(ぼうふら)どもに用はない...   「水溜りの孑孑どもに用はないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...一応は読むのが礼儀じゃないか」「(ぼうふら)や蛆(うじ)ほど多い武者修行に...   一応は読むのが礼儀じゃないか」「孑孑や蛆ほど多い武者修行にの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「孑」の読みかた

「孑」の書き方・書き順

いろんなフォントで「孑」


ランダム例文:
南殿   後退   はなし手  

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