...今にもその子雀を喞(くわ)えようとします...
高神覚昇 「般若心経講義」
...子雀の上に折り重なって...
高神覚昇 「般若心経講義」
...子雀に忍びよった...
高神覚昇 「般若心経講義」
...しかも、なお死んでからも、子雀をとられまいとして、親の雀は、その子雀の上に、倒れたのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...子雀のように背伸びをし...
田中英光 「箱根の山」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...巣立して間もなき子雀蝉とともに家の中(うち)に迷入ること珍らしからず...
永井荷風 「夕立」
...嘴も かたまつて 子雀たちは 飛べるやうに なりました...
新美南吉 「うまれて 來る 雀達」
...地べたに つくと 子雀たちは びつこを ひかずに ちよこちよこと 歩きつて 餌を 拾ひました...
新美南吉 「うまれて 來る 雀達」
...雀の家雀のお家(うち)はどこでせう雀に聞いてもかくしてる子雀 だまして聞きませう学校のうしろの篠籔はわたしのお家と云ひました...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...帰れ海の端で日が暮れたら子雀よほんたうにはぐれ雀になつて了ふぞ親の古巣に妹はどうした...
野口雨情 「都会と田園」
...磯の上親恋しがりの子雀よ親が恋しく海へ来たのか海を越えていつて了つた親雀はお前のことは忘れてゐるぞいくら待つても元の親には逢はれないのだ帰れ 帰れ海の端(はた)で日が暮れたら子雀よ本当のはぐれ雀になつてしまうぞ親の古巣に妹は姉はゐないか子雀よ遙に遠き沙原にもう日は山から暮れて来る海鵯(ひよどり)よ子雀は磯にとまつて動かないだまして山へ帰さぬか...
野口雨情 「別後」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...羽を(むし)られた二羽の子雀のやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...せめてもの罪滅ぼしに遊んでいる子雀へ米を投げてやりました...
松永延造 「職工と微笑」
...子雀の時代にいつもこの巣箱の附近へ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...つまりそれは「子雀の死を弔う」という詩なんです...
吉川英治 「小説のタネ」
...子雀の死なども、その息子をいたむ心とつながっていたものだかもしれませんね、とにかく一休さんは、むかし話の一休さんとして、あの儘にしておくのはもったいない存在ですよ、いちどは書いてみたいと思ってます...
吉川英治 「小説のタネ」
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