...彼女は子持ちだけど、とても強い女性だ...
...最近、この町に子持ちの家族が引っ越してきた...
...彼は子持ちを隠していたが、最後には本当のことを話した...
...子持ちの女性に対する偏見がまだまだ存在する...
...彼女は子持ちの子供たちとともに、楽しそうにショッピングをしていた...
...叔子持レ敬工夫亦在レ此...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...コンナに多勢(おおぜい)の子持(こもち)になってもやはり浮気はやまんと見えるネ」というと...
内田魯庵 「最後の大杉」
...この子持ち乞食を...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...子持の蟹が有ったら二三バイ頼むぜ」「好う御座んす...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...子持ちとなった労働者のおッ母あよ!数万の大軍を率いてアルプスの険を突破した若いナポレオンには不可能がなかった...
陀田勘助 「二人の子持ちになった労働者のおッ母あに贈る」
...さては井谷はそれを云いたい腹もあって来たのだったかと心づいて、なおよく聞いてみると、その人と云うのは大和(やまと)の下市(しもいち)で某銀行の支店長をしてい、子供が五人あるのだけれども、一番上が男の子で、目下大阪の某学校に行っており、二番目のが女の子で、これは年頃になっているから近々何処(どこ)かへ縁づくとすると、家にいるのは三人に過ぎない、生活の方は、その地方での一流の資産家であるから何の心配もない、と云うようなことなのであったが、五人の子持ちで、下市と聞いただけで、話にも何にもならないと思って、貞之助は途中から興味のない顔つきをした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お島は気骨の折れる子持の客の帰ったあとで...
徳田秋声 「あらくれ」
...一人前の子持になつたやうな気がしてゐた...
徳田秋声 「チビの魂」
...九人の子持ちだとこぼしていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...石灯籠の子持笠のように見えた...
久生十蘭 「玉取物語」
...やすはうねのある鼠紺(ねずこん)のお召にぽってりとした青砥(あおと)色の子持(こもち)の羽織...
久生十蘭 「ユモレスク」
...子持はぜ、鯛つくり、まなかつを、あら焚、かぶらむしと食べる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...子持女へん...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...子持石があれば子持木があるごとく...
柳田國男 「名字の話」
...子持ちの出戻りというなりゆきは辛いことだったろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...侍長屋の子持ちのやつなどに...
山本周五郎 「末っ子」
...たとえば子持縞(こもちじま)に錠を染め出すとか...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...氏範(うじのり)らの若者輩(わかものばら)をお使い願わしゅう存じまする」「よい子持ちだの...
吉川英治 「私本太平記」
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