...墨田区(すみだく)吾嬬(あずま)町の小さなアパートにひと間を借りた...
江戸川乱歩 「影男」
...吾嬬町のアパートへ引っ越して一週間ほどたったある日...
江戸川乱歩 「影男」
...「吾嬬(あづま)はや」と詔りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...左に吾嬬森の碑あり...
大町桂月 「吾嬬の森」
...下總國葛飾郡吾嬬森碑とあり...
大町桂月 「吾嬬の森」
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武田祐吉 「古事記」
...嬬恋(ツマゴヒ)三原あたりの眺めはよかつた...
種田山頭火 「旅日記」
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永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...嬬戀に汝が鳴かずば...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...◇雑木林で白布さらす可愛や白樺布さらすやがて嬬恋をすぎて鹿沢温泉についた...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...ヒ八隅知之(やすみしし)吾大王(わがおほきみ)……田上山之(たなかみやまの)真木佐苦(まきさく)檜乃嬬手乎(ひのつまでを)……ヒはヒノキで従来から通常檜の字が充(あ)ててあるがこれは中(あた)っていなく...
牧野富太郎 「植物記」
...吾嬬(あずま)はや...
南方熊楠 「十二支考」
...次が八月狂言の「吾嬬下五十三次」で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...狂言の種は河竹新七作の吾嬬下五十三次より取つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今日この汽車で嬬戀(つまこひ)まで行つて...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...この草津鐵道の終點嬬戀驛に着いたのはもう九時であつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...この川は数日前に嬬恋村の宿屋の窓から雨の中に侘しく眺めた渓流のすえであるのだ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...嬬恋以来、実によく晴れて呉れるのだ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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