...あっしゃこんな別嬪(べっぴん)と結婚式を上げようとは...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...別嬪やなあ」とか「米の代りに...
直木三十五 「南国太平記」
...おまけに別嬪(べっぴん)さんだそうだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...御前より別嬪(べっぴん)だと書いてあるんです...
夏目漱石 「虞美人草」
...別嬪(べっぴん)だろう」と宗近君は糸子に調戯(からかい)かける...
夏目漱石 「虞美人草」
...是も全く十七八の別嬪の祟と思ふ御用心三五七明治三十九年五月二十六日 午後三時―四時 本郷區駒込千駄木町五十七番地より廣島市猿樂町鈴木三重吉へ拜啓漾虚集が出來ました一部あげます...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...ここらであなた一番の別嬪(べっぴん)さんじゃがなもし...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...何すこぶる別嬪(べっぴん)だって?――倫敦にゃだいぶ別嬪がいますよ...
夏目漱石 「倫敦塔」
...年増の別嬪は喰つてかかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...」「別嬪(べつぴん)になつたねえ...
平出修 「二黒の巳」
...随分別嬪ですネ」「そして家で視たよりか美しくッてネ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...別嬪(べっぴん)でも醜婦でも...
南方熊楠 「十二支考」
...別嬪でシヤンだトテ・シヤンだとおだてられたお米は...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...あんさんが別嬪さんの手にかけ度いいはゝつたよつて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...そんなに別嬪(べっぴん)でなくとも挑発的に見える化粧法や表情法を...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...サイエンスちうのは別嬪さんの事だっしょう...
夢野久作 「笑う唖女」
...この別嬪(べっぴん)は」と鼻で...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...おつやという別嬪(べっぴん)が居る...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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