例文・使い方一覧でみる「嬌羞」の意味


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...顔も嬌羞(けうしう)などは浮べてゐない...   顔も嬌羞などは浮べてゐないの読み方
芥川龍之介 「あばばばば」

...ほとんど女人(にょにん)の嬌羞(きょうしゅう)に近い間(ま)の悪さの見えるのは不思議である...   ほとんど女人の嬌羞に近い間の悪さの見えるのは不思議であるの読み方
芥川龍之介 「十円札」

...もう一度金縁(きんぶち)の近眼鏡の奥に嬌羞に近い微笑を示した...   もう一度金縁の近眼鏡の奥に嬌羞に近い微笑を示したの読み方
芥川龍之介 「十円札」

...それ自身嬌羞(きょうしゅう)を帯びたように怯(お)ず怯(お)ず差し出されていたことだけである...   それ自身嬌羞を帯びたように怯ず怯ず差し出されていたことだけであるの読み方
芥川龍之介 「十円札」

...また処女に特有な嬌羞(はにかみ)というものをあたりさわりなく軟らげ崩して...   また処女に特有な嬌羞というものをあたりさわりなく軟らげ崩しての読み方
有島武郎 「星座」

...何とも云えぬ嬌羞(きょうしゅう)を含んで...   何とも云えぬ嬌羞を含んでの読み方
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」

...併し不気味な嬌羞(きょうしゅう)を示して...   併し不気味な嬌羞を示しての読み方
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」

...何か際(きわ)どく目に立たない嬌羞(きょうしゅう)を帯びていて...   何か際どく目に立たない嬌羞を帯びていての読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...カントの体系に於ける所謂「嬌羞(はにか)みやの唯物論」の不徹底さや...   カントの体系に於ける所謂「嬌羞みやの唯物論」の不徹底さやの読み方
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」

...ただこの際の文学主義はまだ一種の嬌羞をもっていたから...   ただこの際の文学主義はまだ一種の嬌羞をもっていたからの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...淡(あは)き嬌羞(けうしう)よ...   淡き嬌羞よの読み方
中原中也 「在りし日の歌」

...その上御米は若い女にありがちの嬌羞(きょうしゅう)というものを...   その上御米は若い女にありがちの嬌羞というものをの読み方
夏目漱石 「門」

...其上(そのうへ)御米(およね)は若(わか)い女(をんな)に有勝(ありがち)の嬌羞(けうしう)といふものを...   其上御米は若い女に有勝の嬌羞といふものをの読み方
夏目漱石 「門」

...その片頬にさざなみが寄せるような嬌羞のほほえみ...   その片頬にさざなみが寄せるような嬌羞のほほえみの読み方
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」

...些(ちと)の嬌羞(きょうしゅう)の色もなく...   些の嬌羞の色もなくの読み方
森鴎外 「魚玄機」

...と申しまするところは」「おひひひひひ」おわきは嬌羞(きょうしゅう)の笑いと共に父の言葉を確証した...   と申しまするところは」「おひひひひひ」おわきは嬌羞の笑いと共に父の言葉を確証したの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...いつもの陽気で嬌羞(きょうしゅう)にあふれているかよとはまったくべつな...   いつもの陽気で嬌羞にあふれているかよとはまったくべつなの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...媚(こ)びや嬌羞(きょうしゅう)は少しも感じられなかった...   媚びや嬌羞は少しも感じられなかったの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

「嬌羞」の読みかた

「嬌羞」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嬌羞」


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