...この嫩芽はまだ小さいけれど、少し育てば美味しい茶葉になるでしょう...
...庭に嫩芽が出てきたので、春が近づいてきたなと感じました...
...この植物には嫩芽を摘んでしまうと、成長に影響が出てしまうので注意が必要です...
...嫩芽茶は健康に良いと言われているので、よく飲まれています...
...この料理には嫩芽を使うと、より美味しく仕上がると聞きました...
...余の死を恐るゝは嫩芽の霜を恐るゝ心である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...早春風やはらいで嫩芽(どんが)地上に萌ゆるより...
石川啄木 「閑天地」
...リンデンの嫩芽(どんが)の萌えを見て過ぎしこゝに又来ぬ枯葉落つる日静かな声...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...すべての木虱共が嫩芽をたべてゆく後から...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...薔薇の紅い嫩芽もついと立つてその上には小さな羽虫が群り飛んで居る...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...因みに英譯は Green Shoots(嫩芽)となつてゐる...
堀辰雄 「(ポオル・モオランの「タンドル・ストック」)」
...そしてこの嫩芽(わかめ)は食用になるものであって原住民は常にそれを食べている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これはすなわち冬中に採る極めて初期の小さい嫩芽である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...支那では蘆筍といってその嫩芽(わかめ)を食用にし市場にも売っているが...
牧野富太郎 「植物記」
......
宮沢賢治 「疾中」
...また「嫩芽」などと書く人さえあるが...
柳田国男 「海上の道」
...蘆の嫩芽の微風にそよいでいる物静かな沼の光りに...
横光利一 「旅愁」
...いとも優しい藤の嫩芽(わかめ)をつけた蔓(つる)の先を見つけたからであった...
吉川英治 「黒田如水」
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