...やがては菫(すみれ)のように香んばしい婦徳も出て来るだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...婦徳を紛紜(うんぬん)する...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...三つの主なる題目が婦徳(ふとく)の基礎となっている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一方に良家婦徳の凜然(りんぜん)たるものなからしめなば...
福沢諭吉 「日本男子論」
...其婦徳に過ち無りしを壻に示す...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...彼女たちに恐怖や婦徳を吹きこんで何とか牽制しなかったなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ近世の婦徳が大いに進歩して...
柳田国男 「木綿以前の事」
...妻の婦徳といわれているが...
吉川英治 「私本太平記」
...婦徳とされているのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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