...娘御(むすめご)によろしう傳(つた)へて下(くだ)され...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...病み衰えた娘御を連れて待っておられます...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...皆々驚く中(うち)にも安堵(あんど)の体(てい)にて一人の男の背に娘御をかつぎ載せ...
永井荷風 「榎物語」
...申すまでもなくかの娘御の物なるべくと...
永井荷風 「榎物語」
...本町の彦三郎さんのお娘御をお連れ申してお目にかかりたいと申しておりますって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの平井殿のお娘御も...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お待ちなされ娘御...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...娘御が帰って来るわけのものじゃあるめえ」「へえ――」「よしッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「娘御用聞」と言われるのはわけのあることでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『娘御用聞』のお品と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たつた一人の娘御を殺させたのです」平次は主人孫右衞門の床の前に中膝になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...またしてもお娘御哀れと心に深く思いめぐらさずにはいられなかった...
正岡容 「寄席」
...「娘御さんて?」けげんそうな顔を...
正岡容 「寄席」
...娘御(むすめご)のお胸の中は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...お嬢様もお娘御と改めたい...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...あの娘御(シャンシャン)の小さい時からのお乳母どんで...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...娘御のこれほど慕っている国助が...
吉川英治 「親鸞」
...お娘御の、桔梗さまも泣いていました...
吉川英治 「平の将門」
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