例文・使い方一覧でみる「威し」の意味


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...墺軍の交通線を脅威して墺軍を屈伏せしめんとしたが...   墺軍の交通線を脅威して墺軍を屈伏せしめんとしたがの読み方
石原莞爾 「戦争史大観」

...彼を威しつづけると思われた悪魔は消えてしまった...   彼を威しつづけると思われた悪魔は消えてしまったの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」

...そこで、「こんだ、また近路があったらね」と騙し騙し、たとえ近路らしいものがあっても、この路を上れば飛んでもない処に行ってしまうと、威したりして、暫くはまた右に折れ左に曲る街道を登り続けて行ったが、一郎がもう我慢できないように、「お父さん、お山まアだ」と繰返し、果ては、「ボクもう厭だ」なぞ路にエンコしてしまうので、あまり騙すのも不憫になり、到頭、もう二曲りか三曲りで山頂に出られそうな路の角で、物凄く藪、茨に覆われた急斜面の小路を発見すると、「一郎、こんな近路でも登って見るかい」、「ウン」勇み立った返事だった...   そこで、「こんだ、また近路があったらね」と騙し騙し、たとえ近路らしいものがあっても、この路を上れば飛んでもない処に行ってしまうと、威したりして、暫くはまた右に折れ左に曲る街道を登り続けて行ったが、一郎がもう我慢できないように、「お父さん、お山まアだ」と繰返し、果ては、「ボクもう厭だ」なぞ路にエンコしてしまうので、あまり騙すのも不憫になり、到頭、もう二曲りか三曲りで山頂に出られそうな路の角で、物凄く藪、茨に覆われた急斜面の小路を発見すると、「一郎、こんな近路でも登って見るかい」、「ウン」勇み立った返事だったの読み方
田中英光 「箱根の山」

...おれに何らかの懲罰を加へると言つて威しておいて出て行つた...   おれに何らかの懲罰を加へると言つて威しておいて出て行つたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」

...そうだとすれば「自」というマークは持ち主の身上を街上にさらして或る意味では示威しているような結果にもなり...   そうだとすれば「自」というマークは持ち主の身上を街上にさらして或る意味では示威しているような結果にもなりの読み方
宮本百合子 「新しい美をつくる心」

...佐田は児童との初歩的な階級性を帯びた質問応答によって彼の発見しつつある新しい教育法を示威しようとしたことから...   佐田は児童との初歩的な階級性を帯びた質問応答によって彼の発見しつつある新しい教育法を示威しようとしたことからの読み方
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」

...この頸に巻き附きそうに威している...   この頸に巻き附きそうに威しているの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...悪魔らしく威して...   悪魔らしく威しての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...それほどはっきりした残忍非道をもって我々を脅威した事実は...   それほどはっきりした残忍非道をもって我々を脅威した事実はの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...そのたびに同じ威しの言葉をささやいた...   そのたびに同じ威しの言葉をささやいたの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...そんな威しをしなかったら...   そんな威しをしなかったらの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...自分の躯に繩がかかるぞ」「そんな威しにひっかかるもんか」と云いながらおかねは立ちあがった...   自分の躯に繩がかかるぞ」「そんな威しにひっかかるもんか」と云いながらおかねは立ちあがったの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...猫鍋(ねこなべ)にして食っちまうぞと威してやれ...   猫鍋にして食っちまうぞと威してやれの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...これはとうてい威しではきかない...   これはとうてい威しではきかないの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...暴(あば)れたり威したり...   暴れたり威したりの読み方
山本周五郎 「やぶからし」

...その中に、藩閥にも属せず、政党の真似もしない玄洋社の一派は、依然として頭山満を中心として九州の北隅に蟠(わだか)まりつつ、依然として旧式の親分乾分(こぶん)、友情、郷党関係の下に、国体擁護、国粋保存の精神を格守しつつ、日に日に欧化し、堕落して行く藩閥と政党を横目に睨(にら)んで、これを脅威し、戦慄せしめつつ、無けなしの銭(ぜに)を掻き集めては朝鮮、満蒙等の大陸的工作に憂身(うきみ)を窶(やつ)して来た...   その中に、藩閥にも属せず、政党の真似もしない玄洋社の一派は、依然として頭山満を中心として九州の北隅に蟠まりつつ、依然として旧式の親分乾分、友情、郷党関係の下に、国体擁護、国粋保存の精神を格守しつつ、日に日に欧化し、堕落して行く藩閥と政党を横目に睨んで、これを脅威し、戦慄せしめつつ、無けなしの銭を掻き集めては朝鮮、満蒙等の大陸的工作に憂身を窶して来たの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...四方八方からの威し文句の宣伝ビラが昔から到る処ふり撒(ま)かれておりますが...   四方八方からの威し文句の宣伝ビラが昔から到る処ふり撒かれておりますがの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...それで由良は信者の威しつけたのも...   それで由良は信者の威しつけたのもの読み方
横光利一 「馬車」

「威し」の読みかた

「威し」の書き方・書き順

いろんなフォントで「威し」

「威し」の英語の意味


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顔出しする   非分   里の母  

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