...男爵の威厳をしめそうとする気もちが一瞬きずつけられた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...一種の威圧を感じ始めた事は...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...威勢のいゝ老人が多いものだが...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
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種田山頭火 「其中日記」
...威力と肢體亡して更に肩より武具を剥ぐ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...斷頭臺の血を灑ぐ革命の波推しわけて現はれいでしタイタンのまばゆき光照らすとき「民主自由」の聲いづこ渦づく時世の高しほをしばし隻手にとゞめけむ猛きは君の威なるかな...
土井晩翠 「天地有情」
...折助は士分面をして威張り散らすことがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...威力が減じない程度に改良され得るだろうと思っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...一種の威圧を以て頭から一喝して来たものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...威嚇(いかく)した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...その姿に私は名状し難い威厳と魅力が感ぜられて...
牧野信一 「熱い風」
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正岡子規 「墨汁一滴」
...(トルクアト・タッソー)けれどもわたしがそこに覚った限りでは、この神の威勢は、詩に描写せられているときの方が、その実際よりも一そう旺盛である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...世界的な権威である...
山川方夫 「博士の目」
...二人に威(おど)され云いくるめられた結果...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...京極方ではいよいよ松平家が威光に怖れたものと得意になった...
吉川英治 「剣難女難」
...威風は遠近をなびかせて...
吉川英治 「三国志」
...「余り親しい者を遣わしては威厳がない...
吉川英治 「新書太閤記」
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