...世界の一地方を根拠とする武力が全世界の至るところに対し迅速にその威力を発揮し...
石原莞爾 「最終戦争論」
...吾々も余り威張れる身でもなし...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...犬の中では雑種(あひのこ)までが西洋振りやがつて威張散らす...
内田魯庵 「犬物語」
...数年威を争うこと久し...
高木敏雄 「比較神話学」
...火神の暴威に帰して...
高木敏雄 「比較神話学」
...人を威圧するものがあった...
豊島与志雄 「擬体」
...巴里の大學では往々にして學生と教師との間に學理の爭論が起ると其れを賛否する書生の黨派が示威運動の行列をする...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...どう致しまして」お銀様から威嚇(いかく)されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...はじめて多少の威権を示しての言葉でしたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで威勢が悪かったらお目に掛らねえ」「薬と素人浄瑠璃は変な取合せだね」「どっちも罷(まか)り間違えば人殺し道具だからよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成程諾威では一般にさういふ説が行なはれてゐるが...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...幾人もの威勢の好い店員が縦横に動き回り...
牧野信一 「淡雪」
...絶大の權威をもつてゐた帝國大學を目指して...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...具足の威(おどし)は濃藍(こいあい)で...
山田美妙 「武蔵野」
...けれど文聘(ぶんぺい)や王威が怒りもせず...
吉川英治 「三国志」
...ここは冥々(めいめい)の神威犯すべからずと畏(おそ)れ敬(うやま)って...
吉川英治 「私本太平記」
...威嚇(いかく)のし競(くら)べになったものらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...威張(いば)って見せた...
吉川英治 「源頼朝」
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