...王子はお姫さまに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...葉染の姫に見ぞ婚(あ)ひて生(あ)れにし汝(いまし)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...次に草祖葺野姫を生む」としてあって...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...「その清姫様の帯が...
中里介山 「大菩薩峠」
...亡命太子(かいがい)の姉に当る伯姫(はくき)という女策士が政治の表面に出て来る...
中島敦 「弟子」
...あの合爾合(カルカ)姫があるだけだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...」と、姫は呟きながら、今迄月を視詰めてゐた眼を落して、地の上に散つた三片の花弁をそつと眺めました...
牧野信一 「青白き公園」
...あたしはおつくりをしなければならないのに――」「神殿に出る舞姫になるんだつたね...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...一同伴て姫路に歸る...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...遠国にいて長く苦労をなすった姫君をきっとお憐(あわれ)みになってよいことがあるでしょう」また豊後介は姫君に長谷詣(はせもう)でを勧めて実行させた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の運命が決せられたことを聞いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小流れのそばの岩のあたりの美しいのを姫君は横になってながめていたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...容貌(ようぼう)も様子も死んだ子にまさった姫君を拾いえたのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...江戸ではまだ敵討の願を出したばかりで、上(かみ)からそんな沙汰もないうちに、九郎右衛門は意気揚から拵附(こしらえつき)の刀一腰(ひとこし)と、手当金二十両とを貰って、姫路を立った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...井上の兄はもう姫路から岡山へ転任していたので...
柳田国男 「故郷七十年」
...「クチナシ姫は、何の気もなしにその国へズンズン這入って行きますと、その国の人がだれもかれも面白そうにお話をしているのにビックリしました...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...月姫と並んで腰をかけて...
夢野久作 「奇妙な遠眼鏡」
...舞い姫たちは二人を軽々と舁(かつ)ぎ上げたまま...
夢野久作 「雪の塔」
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