...あの人は委細構わず口を開けば嫌味なことばかり言う...
...忙しいとはいえ、仕事を委細構わず他人に押し付けるのは良くない...
...彼女は自分の意見を委細構わず主張するタイプだ...
...このプロジェクトは時間も予算も限られているので、無駄を省いて、委細構わず効率的に進める必要がある...
...あの店は料理の味は悪くはないが、委細構わず値段が高すぎると評判だ...
...一三 フランスこの旅行についてファラデーは委細の記事を残した...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...さうして委細構はず大跨に自分の行きたい方角へ歩み出す外は無い...
石川啄木 「病室より」
...」委細構わず原田が戸外へ駈出すと...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...委細に御話申したく候えども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この手紙の用向は委細のみこんでいるな」「はい」「では...
中里介山 「大菩薩峠」
...委細の指図と相談とを試み...
中里介山 「大菩薩峠」
...委細事情もわからぬ先に...
中里介山 「大菩薩峠」
...委細わからずに尊敬をしているのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...芸妓の福松は委細諒承してしまっての返事がこれです...
中里介山 「大菩薩峠」
...委細を聞いてやる...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちゃんと委細を聞いている」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...父の悪行を知ってこれを訴えてもなお罪がないものであるということを委細に論じた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...委細承知と屋根裏に登ると...
南方熊楠 「十二支考」
...たった一つのお欣びがごぜえます――委細はこれをご覧なせえまし」と伝吉は携(たずさ)えて来た一通を差し出した...
吉川英治 「剣難女難」
...「委細はこのうち」と...
吉川英治 「三国志」
...事を運んでもらえば重畳(ちょうじょう)であるが」「委細...
吉川英治 「新書太閤記」
...委細(いさい)の下書を作りました上...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そしてなお委細のことは伝手(つて)を求めて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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