...「姉上、ご飯はもうできた?」...
...「姉上から手紙が届いたよ...
...「姉上が選んだプレゼントを贈ってあげると喜ぶと思う...
...「姉上が結婚してからもう10年になるんだ...
...「姉上と買い物に出かけたら、とっても楽しかったよ...
...姉上は御覧になった...
泉鏡花 「海神別荘」
...こんど姉上からお金をもらったら...
太宰治 「斜陽」
...一〇 エリザヴェート姉上へ「おや! おかしいですね...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上貴女にこれ以上のことは何にも書けようはずがないのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上、私はこの手紙を書き上げましたならば、早速一つの記録に取りかかるつもりでいます...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...定めし姉上はそこに住む原住民たちは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上はかつて我々が子供の時分……まだ父上や母上が御在世の頃...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上、私は今、我々が賓客として滞在しているこの都の貴族、エフィゲニウス邸の豪華壮麗を極めた内庭の大噴泉のほとり、広々とした緑の芝生の上に据えられた瑪瑙(めのう)の大卓子(テーブル)に向ってこの手紙を認めているのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上はさぞ今頃私のことを案じておいでになるだろうと思うと...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それでも姉上御夫婦の監督の眼が届くうちはいいのですが、不幸にして今度のような場合、―――兄上も昼間は御不在、そして姉上も、悦子さんも、お春どん迄も上京中と云うような場合、どう云うことが起るであろうかと憂慮に堪えません...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幾重にもお許しを願います九月三日夜したたむ奥畑啓三郎蒔岡姉上様侍史幸子は卓上に肘(ひじ)を衝(つ)き...
谷崎潤一郎 「細雪」
...七月卅一日ニューヨークにて馨子姉上様*身の平和...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一月十三日米国ブルックリンにて岩倉馨子姉上様彼世(あのよ)からのたよりが又一つ来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...姉上をも誘(いざな)いて...
福田英子 「妾の半生涯」
...まして肉親の姉上ではございませんか...
山本周五郎 「菊屋敷」
...「おまえ成人したら姉上をずいぶん仕合せにしてあげなければいけないぞ」と...
山本周五郎 「日本婦道記」
...或る縁故から越後長岡の郷里に今も息災でをられる山本五十六大將の姉上に會つて來たと...
吉川英治 「折々の記」
...姉上ものべつ来ているんだな」「お可哀そうではありませんか」「誰が」「新介様のことです...
吉川英治 「剣の四君子」
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