...「姉上、ご飯はもうできた?」...
...「姉上から手紙が届いたよ...
...「姉上が選んだプレゼントを贈ってあげると喜ぶと思う...
...「姉上が結婚してからもう10年になるんだ...
...「姉上と買い物に出かけたら、とっても楽しかったよ...
...姉上が海へお引取りになった...
泉鏡花 「海神別荘」
...姉上貴女にこれ以上のことは何にも書けようはずがないのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上貴女の許へ齎(もたら)してくれぬことがあろうかと...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上に対する駐在官の無礼を見られると...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...御上京中の姉上が目下悦子さんと二人ぎりで築地の浜屋に泊っておられることを聞きました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...姉上が浜屋におられる間にこの手紙が着くようにと思って大急ぎで書きました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...蒔岡家の兄上や姉上の御好意はよく分るけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...七月廿四日夜シヤトルにて馨子姉上様*昨日ニューヨークに着いたし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...(タレは正しからずワリシタが正しいと後年聞いたが)○風月のアスパラガス――金子姉上に銀座の風月堂で御馳走になり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...太田様より姉上様へおつたえくださいますようお願いいたします...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...姉上がお嗤(わら)いなさるぞ」「わたくし本当のことを申しているのですもの...
山本周五郎 「菊屋敷」
...「この姿を姉上に見られないようにしてくれ」彼の頬を濡らした涙は...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...山本五十六大將からことし七十六になられる郷里のお姉上へ宛てて...
吉川英治 「折々の記」
...姉上は、何だって、質子構(ちしがま)えになんか来ているんですか」「いいでしょう...
吉川英治 「剣の四君子」
...お姉上や子達が代官所の者に手荒な目にでも遭(あ)っては」「ちがうから心配はない...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「姉上っ――」裏へ廻る...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あの……武蔵様のお姉上にあたる?」「そうじゃ」大きく頷(うなず)いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御母堂には斎藤恒太郎氏(攻玉舎の英語教官)のお宅に姉上と御一しょに居られました...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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