...彼等の霊的進歩を妨ぐる先入主(せんにゅうしゅ)と...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...離婚を妨ぐるものは寧(むし)ろデリケートな感情...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...毫もこの共通を妨ぐるを見ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...妨ぐるものに非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼等直ちにこれを妨ぐ...
高見順 「いやな感じ」
...屏風(びょうぶ)代りで風を妨ぐのに役だった――彼の部屋の空気は...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...貪心(たんしん)たちまち生じて善法を修(しゅ)するを妨ぐる――仏は仏慧菩薩(ぶってぼさつ)のために四食(しじき)の時を説いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...その使命を妨ぐるものに向っての手段は「殺」のほかの何物もない...
中里介山 「大菩薩峠」
...何人もこれを妨ぐる者なく...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...この人々互いに相敬愛しておのおのその職分を尽くし互いに相妨ぐることなき所以(ゆえん)は...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...以てその自由を妨ぐるものなり...
福沢諭吉 「教育の事」
...却て再縁を妨ぐるの風あるこそ遺憾なれ...
福沢諭吉 「新女大学」
...旧を懐うの人情を以て今に処するの人事を妨ぐ可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...妨ぐるものを蔑(さげす)み...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...翫太郎の荒巻耳四郎は共に小町の雨乞を妨ぐる敵役なるが...
三木竹二 「明治座評」
...(b)己れの限りなき野心を妨ぐるすべてを打ち倒しつつ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...屍体を投げ棄てて大喝一番『吾が天業を妨ぐるかッ』と叫ぶなり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...競(きそ)つて貪婪(たんらん)を懐き空しく地利を妨ぐ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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