...「あれしきのものが撃ち取れぬとあっては俺の恥だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれしきの雲は大したことありませんよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何んのあれしきの不幸で慰めなどとは滅相なと...
横光利一 「馬車」
...あれしきの水嵩(みずかさ)を...
吉川英治 「私本太平記」
...「あれしきの逆茂木(さかもぎ)」「なじか破れぬことがある」浪となって...
吉川英治 「私本太平記」
...しかも、驕(おご)りきった敵は、初めのうちこそ「名にしおう楠木」「うかとは寄るな」と、警戒のいろだったが、次第に、「たかの知れた小勢」と、衆をたのみ、「あれしきな丘、楠木とて、何ができよう...
吉川英治 「私本太平記」
...あれしきの者に恐れをなしたといわれては...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あれしきのこと」「わたしの難儀(なんぎ)の身代(みがわ)りになって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あれしきの火の手に陥(お)ちよう」暗い山風のなかで...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれしきの働き)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれしきの小人数をひきいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれしきの長屋建に容(い)れたところで」「でも...
吉川英治 「日本名婦伝」
...あれしきのこと」「だって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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