...妙覚尼が武州公を佛菩薩の化身(けしん)だと云い...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...妙覚尼も云う通り図抜(ずぬ)けて大きい彼の魁偉(かいい)な容貌が...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それは妙覚尼の臆測であって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...妙覚の位を證する事が出来るに違いない...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...「妙覚寺の聖人でさえもあの通りの有様で往生が出来ない...
中里介山 「法然行伝」
...源ノ義経が吉野へのがれて来たときにも、妙覚院の主僧、横川ノ覚範(かくはん)が、鎌倉の恩賞に欲心をおこして、義経を追いおとしたことがある...
吉川英治 「私本太平記」
...妙覚寺(みょうかくじ)に入り...
吉川英治 「新書太閤記」
...去(さ)りゆく人々(ひとびと)二条妙覚寺(みょうかくじ)の大屋根は...
吉川英治 「新書太閤記」
...二条城のそばの妙覚寺を宿舎としていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...二条妙覚寺へさして包囲形を作りながら取り詰めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...衝突は西の築土(ついじ)の角あたりから始まって、猛烈な白兵戦を展じ、哨戒(しょうかい)の一小隊を衝きくずして、惣門のやや近くまで迫ったが、ひとたび明智方の中堅(ちゅうけん)がそれを顧みて、「小癪(こしゃく)な」と、槍を揃えて来るや、ほとんど、歯も立たないほど突き立てられ、長門守父子(おやこ)も傷を負うし、小勢の味方は半数に打ち減らされてしまったので、「この上は、妙覚寺へ参って、信忠卿と一手にならん」と、道をかえて奔(はし)り出した...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここで彼の宿所妙覚寺(みょうかくじ)へうつる...
吉川英治 「新書太閤記」
...この土塀ひとえの妙覚寺では防ぐよしもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...妙覚寺の方も明智の軍勢がいっぱいで...
吉川英治 「新書太閤記」
...妙覚寺にいた信忠の手兵約六百と...
吉川英治 「新書太閤記」
...目標が本能寺と妙覚寺であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...妙覚寺の大門の前にただ一名で立ちはだかり...
吉川英治 「新書太閤記」
...妙覚寺のほうを振り向いた...
吉川英治 「新書太閤記」
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