...彼は妙技を使って相手を倒した...
...そのダンサーの妙技には誰もが感動した...
...妙技を磨くためには努力が必要だ...
...彼女は妙技を披露するために舞台に上がった...
...彼の妙技には、周りの人たちもびっくりしていた...
...または調理の妙技を示したいとかいった浮いた気持からだけではないように私には窺(うかが)えたからである...
高見順 「如何なる星の下に」
...稀代の妙技を奮(ふる)って...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...どんな天才が丹青の妙技を凝しても...
近松秋江 「箱根の山々」
...まんまといっぱいくわせる妙技(みょうぎ)を謳(うた)われていたからである...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...しかし団扇の使い方に見られたあの入神の妙技(ヴァーチュオシティ)はもう見られない...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...大正から昭和へかけての妙技無用主義...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...妙技は神に似たる者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神母の依頼を受けてアキリュウスの爲に諸種の武具を造る神工の妙技...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...十年の後われ遠国(えんごく)より帰来してたまたま知人をここに訪ふや当時の部屋々々空しく存して当時の人なく当時の妙技当時の芸風また地を払つてなし正に国亡びて山河(さんが)永(とこしえ)にあるの嘆あらしめき...
永井荷風 「書かでもの記」
...タルティニの「惡魔の顫音(トリロ)」にその妙技を見せた...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...その妙技には沁々と感嘆したのだが...
牧野信一 「或る日の運動」
...その妙技なみ大抵の事でない絶好の叙述と知れ...
南方熊楠 「十二支考」
...さてこれに妙技を現わすということはむずかしいといったような楽器です...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自然が器物のために余すなく妙技を振う...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...その鮮やかな妙技に満都の評判は大したもの...
山本笑月 「明治世相百話」
...余技同然の生人形にも現われてたちまち妙技を認められ...
山本笑月 「明治世相百話」
...わけてその妙技をかたむけ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これを使う妙技は天下呼延灼(こえんしゃく)あるのみなので...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索