...彼は妙技を使って相手を倒した...
...そのダンサーの妙技には誰もが感動した...
...妙技を磨くためには努力が必要だ...
...彼女は妙技を披露するために舞台に上がった...
...彼の妙技には、周りの人たちもびっくりしていた...
...事実、この「芸当」なる言葉には多少侮蔑の念が入っているようであるが、これは三省堂の英和大辞典によったので、即ち該書には、一、目ザマシイ芸当、力芸、離レワザ、妙技、早ワザ、軽ワザ、曲芸...
石川欣一 「可愛い山」
...聴衆を目前にした場合には決してなしえない朗読の妙技を発揮しうるのだ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...見物はまゆみちゃんの妙技にうっとりと魂を奪われているから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...または調理の妙技を示したいとかいった浮いた気持からだけではないように私には窺(うかが)えたからである...
高見順 「如何なる星の下に」
...妙技を揮つたのであるから...
辰野隆 「浜尾新先生」
...妙技を揮(ふる)って屍体を生きかえらせ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...オリンピック競技では馬やかもしかや魚の妙技に肉薄しようという世界じゅうの人間の努力の成果が展開されているのであろう...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...お前の身は今大変に危ういぞ! もっと前にお前がこの事をすっかり私に話さなかったのはいかにも不幸な事であった! お前の音楽の妙技がまったく不思議な難儀にお前を引き込んだのだ...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...息子の妙技と父の妙技とを同時に発揮されるようにしておいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...妙技を有する音楽家らが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...タルティニの「惡魔の顫音(トリロ)」にその妙技を見せた...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...妙技を同僚に伝授したので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...周囲の者には決して悟られぬポーズをとつたまま居眠りをする妙技に長けてゐる...
牧野信一 「沼辺より」
...さてこれに妙技を現わすということはむずかしいといったような楽器です...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...妙齢美人馬上の妙技...
山本笑月 「明治世相百話」
...……ただ天性の美と踊りの妙技だけを持っている...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろ高の鞠(まり)の妙技に魅せられてしまった様子で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そちの妙技を教えてくれい」「おそれいりまする...
吉川英治 「新・水滸伝」
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