...彼は妙技を使って相手を倒した...
...そのダンサーの妙技には誰もが感動した...
...妙技を磨くためには努力が必要だ...
...彼女は妙技を披露するために舞台に上がった...
...彼の妙技には、周りの人たちもびっくりしていた...
...スペイン速歩(そくほ)とか言う妙技を演じ得る逸足(いっそく)ならば...
芥川龍之介 「馬の脚」
...そういうものが舞う人の妙技と合致して成立つものですが...
上村松園 「無表情の表情」
...客観写生の妙技である...
高浜虚子 「俳句への道」
...妙技を揮(ふる)って屍体を生きかえらせ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...しかし団扇の使い方に見られたあの入神の妙技(ヴァーチュオシティ)はもう見られない...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...大正から昭和へかけての妙技無用主義...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...あなたこなたに熟練の妙技を以て緊密に植付けられつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...息子の妙技と父の妙技とを同時に発揮されるようにしておいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...登攀(とうはん)の妙技に長じていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二勝川春章は肉筆専門の浮世絵師宮川長春(みやがわちょうしゅん)につきて夙(つと)に色彩の妙技を学び得たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...勢い手工(しゅこう)の妙技を逞(たくま)しうせる天真爛漫(てんしんらんまん)たるものに外(ほか)ならざるに至るなり...
福田英子 「妾の半生涯」
...是非とも女の妙技を知りたいですな」「ちっとも考えませんでした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...周囲の者には決して悟られぬポーズをとつたまま居眠りをする妙技に長けてゐる...
牧野信一 「沼辺より」
...眞個(まツたく)驚くべき入神の妙技で...
三島霜川 「解剖室」
...その妙技なみ大抵の事でない絶好の叙述と知れ...
南方熊楠 「十二支考」
...その妙技について一...
南方熊楠 「十二支考」
...蹴毬(けまり)の妙技から...
吉川英治 「新・水滸伝」
...神(しん)に入るの妙技を持っていたにちがいない...
吉川英治 「平の将門」
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