...或は独歩自身の中に微妙なる独歩モオパスサン組合の成立してゐた為である...
芥川龍之介 「僻見」
...巽斎の一生を支配するものは実にこの微妙なる節制である...
芥川龍之介 「僻見」
...多量のデイツソナンスを交へた處に微妙なる情調の統一を保つて行けばそれでよいのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...意識と無意識との間に行はるゝ微妙なる協和不協和の消息を知らない者は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...高等動物の眼の如きは頗(すこぶ)る精妙なるものであるが...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ながらく海底大陸に分捕(ぶんど)られていた巨船クイーン・メリー号はいまや奇妙なる帰還の途にのぼることとはなった...
海野十三 「海底大陸」
...この奇妙なる文献の山と...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...裏の奇妙なる船の恰好(かっこう)をしたものは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...私たちのことを『驚くに堪えたる妙なる乙女』ですって...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...されど単純なる二色若(も)しくは三色の配置によりてかへつて巧(たくみ)に複雑美妙なる効果を収むる所何人(なんぴと)もよく企て及ぶ所にあらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...作者の情緒と現実の生活との間に今日では想像のできない美妙なる調和があった...
永井荷風 「里の今昔」
...それよりもまた因縁の奇妙なることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...飛び去りゆく飛行機の残す空中水脈が人間の眼球神経及び光彩矢条に波及する微妙なる反応...
仲村渠 「すらんらん集」
...俗人に霊妙なる象徴詩がわからぬごとく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...*2 遠くこの妙なる麗わしの国から これはイタリアのことで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...板に鉋をかける機械や大きな欅の丸木を荒挽(あらびき)する機械や上下の車輪に張り渡されて非常な速さで廻転してゐる鋭利なリボン鋸や水車のやうに廻転してゐる車鋸や鋸の歯を一本々々金剛砂砥(こんがうしやと)で研(みが)いてゐる人間よりも巧妙なる機械やを私は一つとして感心せないで見ることは出来なかつた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...「それも亦妙なる」自己弁護もする気がありません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...シャンパーニュ州の妙なる美酒にいいかげん酩酊した...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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