...奇妙な道具を見た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...奇妙なる金具のギザギザ溝の痕!そのとき室の入口に...
海野十三 「蠅男」
...どちらも妙に酒飲みの阿父(おとつ)さんには効力(きゝめ)があるといふ事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...言う事が妙にしちくどくなっていけない...
太宰治 「惜別」
...珍しく奇妙であった...
谷崎潤一郎 「秘密」
...よほど巧妙な手段がめぐらされたものらしい...
豊島与志雄 「自由人」
...妙に黙り込んで眼をしぱしぱさせます...
豊島与志雄 「林檎」
...東京の良さを満喫させるとしよう」「ところでお兄様」「何んだ」寿美子は妙に改まりました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...――二三日前妙な泥棒が入って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちよいとあつて貰ひたい人がありますが」「何?」八五郎は妙な事を言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この娘がいうと妙に愛嬌になるのだった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あたかも妙齢十七の処女なるにも似ず...
福田英子 「妾の半生涯」
...名字(みょうじ)は知りませんが妙な外国名で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...妙に遣瀬ない気持だつた...
水野仙子 「脱殼」
...その微妙な調和の世界へ迷いこんだものは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お手をかける日もあるにちがいない」少弐妙恵などは...
吉川英治 「私本太平記」
...妙に鋭く燃えているので...
吉川英治 「山浦清麿」
...妙な奴が佇(たたず)んでいる...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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