例文・使い方一覧でみる「妙」の意味


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...に無愛想(ぶあいそう)な会釈(えしゃく)を返した...   妙に無愛想な会釈を返したの読み方
芥川龍之介 「お律と子等と」

...時間の概念の漸次に変ってきた道程は奇なものである...   時間の概念の漸次に変ってきた道程は奇妙なものであるの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...その辺あやふやなおの顔の見方をしたが...   その辺あやふやなお妙の顔の見方をしたがの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...もう一つ奇なことは...   もう一つ奇妙なことはの読み方
海野十三 「千早館の迷路」

...客観写生の技である...   客観写生の妙技であるの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...彼はにぎくりとした...   彼は妙にぎくりとしたの読み方
豊島与志雄 「月明」

...前方に何やらな音がしていた...   前方に何やら妙な音がしていたの読み方
豊島与志雄 「道連」

...神に坐り込んでいると...   神妙に坐り込んでいるとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...――君な咳(せき)を時々するが...   ――君妙な咳を時々するがの読み方
夏目漱石 「野分」

...自分にも説明のできないな感じがしたので...   自分にも説明のできない妙な感じがしたのでの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...あわてて神な様子を見せる手代の文三郎は...   あわてて神妙な様子を見せる手代の文三郎はの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...女の樣子がに氣を持たせたところのあるのを...   女の樣子が妙に氣を持たせたところのあるのをの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お舟にお相手させますから」お葉はに落着かない樣子で...   お舟にお相手させますから」お葉は妙に落着かない樣子での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...都雅(とが)艶麗なうちに微な威容を含み...   都雅艶麗なうちに微妙な威容を含みの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...巧な工業によって従前の食糧からその二倍を獲得するものは...   巧妙な工業によって従前の食糧からその二倍を獲得するものはの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...変化のがなく単調だ...   変化の妙がなく単調だの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...それは有り得べからざる奇な出来事のような気がして来て...   それは有り得べからざる奇妙な出来事のような気がして来ての読み方
横光利一 「比叡」

...私でございまする」近づいて来た男を見て、堂守の達は、眼をみはった...   私でございまする」近づいて来た男を見て、堂守の妙達は、眼をみはったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「妙」の読みかた

「妙」の書き方・書き順

いろんなフォントで「妙」

「妙」の英語の意味

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