...奇妙な牧羊杖の手法と空中にかかる各々の水滴とで...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...妙な気持になって...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...キャプテン深谷氏のあの奇妙な...
大阪圭吉 「死の快走船」
...今一つ妙な癖は指物(さしもの)が好きで...
薄田泣菫 「茶話」
...優しくしかし妙に冷酷を押包んだ口調で...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ふみたば」
...ブランデートイウ妙薬ヲ見ツケ出シタオ蔭デ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...舞台ではもう妙子が舞っているのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その間じゅう彼の心は妙に落ち着かなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...楽器配列の妙想も諧謔(かいぎゃく)的な機知も...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...美妙で、精巧で、富者ばかりが手にすることができ、いかなるものにもよくきくソースであって、人生の快楽にうまく味をつける哲学です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...八五郎も息も吐(つ)かずに神妙に聴入りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なか/\微妙です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何ともつかぬこんな微妙な事があったのち...
久生十蘭 「魔都」
...小さな両目に奇妙な輝きがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...玄妙なる隈どりを持つて花やかなる芸の空にいんいんと鳴りわたる様を...
牧野信一 「「尾花」を読みて」
...妙に緊張している顔を認めて変に思いながら)……どうなすったんだね?(ジロジロ見る)間...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...客の小山先ず一口味(あじわ)い「なるほどこれは妙な酒だ...
村井弦斎 「食道楽」
...――すると誰やら後ろのほうから、妙な売り声で、呼ばわるともなく、呟(つぶや)くともなく、ぼそぼそ言いながら、くッついてくる男があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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