...ボウアンのエリイナはヘンリー四世の妃マリーの妹だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...王妃さまから、子の母として御真情を承り、つい胸が一ぱいになって、あらぬ事まで口走りました...
太宰治 「新ハムレット」
...「いいえ、王妃さま、あたしたちだって、やっぱり、同じ事でございます...
太宰治 「新ハムレット」
...」と王妃も満足げに首肯(うなず)きました...
太宰治 「ろまん燈籠」
...仙妃は何故お早くお出ましにならないでしょう」心の震えている青年の耳には...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...彼は綺麗な室に仙妃と並んで腰をかけていた...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...野犬野鳥を飽かしめむ』 380362 天妃ヘーレー計りてミケーネーの王者ユウリスチュウスにヘーラクレースを服從せしめ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...殊にルイ十六世の王妃マリ・アントワネットが幽閉されて以来のことである...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...ヘンリイ八世に六人の妃があったことなんか...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...でもそのうち、とうとう信心のまことがとどいて、お妃に、ひいさまの赤ちゃんが生まれました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...度が過ぎましたか、とペリトリ王子が応じ、「妃殿下、賭けの為でございます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...そしてゾロフの妻に関しては私が担当します」薄暗い中ですらナタリー妃の両眼は光っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...群鼠をして王の諸妃を噛み殺させた話を伝う(一九〇六年板...
南方熊楠 「十二支考」
...お妃さまは、仕立屋(したてや)さんがぐっすりねこんだころを見はからって、そっとおきあがりました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...お妃(きさき)さまは...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「三人の糸くり女」
...「お妃(きさき)になる幸運(こううん)は...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「にいさんと妹」
...その王と王妃の名を明記し在(あ)らず...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...楊貴妃様から暫時(しばし)のお暇を頂いた妾は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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