...この場合には如法に従って行動する必要があります...
...彼は如法に従って論文を書いたと言っていました...
...司法手続きにおいては、如法に則って法律を適用しなければなりません...
...調査員たちは如法に従って証言を収集しました...
...この国の立法は如法に従って進められます...
...事(こと)もおろかや如法(によほふ)の荒海(あらうみ)...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...暴風強雨如法の大闇黒中...
泉鏡花 「遺稿」
...暴風(ぼうふう)強雨(きょうう)如法(にょほう)の大闇黒中(だいあんこくちゅう)...
泉鏡花 「遺稿」
...如法玩弄(にょほうおもちゃ)の焼(やき)ものの...
泉鏡花 「印度更紗」
...如法(によほふ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...○およそ我(わが)越後に名高く七不思議(なゝふしぎ)にかぞへいふ蒲原郡(かんばらごほり)如法寺村(によほふじむら)百姓荘(さう)右エ門(七兵衛孫六が家にも地火あり)が家にある地中より燃(もゆ)る火は...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...かの如法寺村(によほふじむら)の陰火も微風(すこしのかぜ)の気(き)いづるに発燭(つけぎ)の火をかざせば風気(ふうき)手(て)に応(おう)じて燃(もゆ)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...本書二五九頁に「蒲原郡如法寺村」とある...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...越後では如法寺村に限らず諸所に同様の天然瓦斯の出るところがあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...くだちゆく如法(によばふ)闇夜(あんや)に...
薄田淳介 「白羊宮」
...平安朝になって貞観十八年円如法師が広峰山から牛頭天王を招待して...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...遂には真如法界の理(ことわり)を悟り...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...十三如法闇夜の巻...
中里介山 「生前身後の事」
...が、外は如法のやみ、一寸先も見えません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この嬌態(きょうたい)を覗いてくれるものは如法の闇だけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四方拝の如法にしかも寒夜に行なわれたということは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...長者今後は必ず如法に請ずべければ何分前通りと切願して...
南方熊楠 「十二支考」
...――天王寺の弱法師よろぼふし夜々(よよ)の通ひは何方(いづかた)ぞ知るまじとて木々は知る 露は知る如法(によはふ)暗夜にも一眼(がん)あり鞍馬おろしも誘ふ魔界外道(げだう)の谷はここ……ふと...
吉川英治 「私本太平記」
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