...こは予も亦答ふる能はざるを如何(いかん)...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...私がそれ迄耳にした如何なるものとも丸で違っていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...何ぞその言の歴々落々として青天白日を覩(み)るが如き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それを東海道などの旅行の時の如く本陣と呼んでいた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...劣情などの如きは神様に食わしてしまえと「布団を...
直木三十五 「死までを語る」
...如何(いかん)ともすることができない...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何(いかん)ともすることができません...
中里介山 「大菩薩峠」
...軈(やが)て近所(きんじよ)の壯者(わかもの)が來(き)て以前(いぜん)の如(ごと)く怪我人(けがにん)を懷(だ)いた...
長塚節 「土」
...如何にも一と癖ありさうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕の見るところで故人の如きは眞の「生れたる歌人」であつて...
萩原朔太郎 「追憶」
...笑はんか惡漢の如し」と云つたと云ふ松陰の言葉をおもひ出します...
林芙美子 「大島行」
...また罪人の如くして...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...恰も偽尊者の如く稍ともすれば自ら汲々たる窮地に陥つた...
牧野信一 「武者窓日記」
...ベンガルの如き国を近くに持ってきて貿易圏内に加え得たとすれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...社格の如何(いかん)を問わず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...支那における考証学亡国論の如きは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そんな奴に「人間に喰付かれた犬は如何なる病気を感染するか」とか「猫の失恋ヒステリーの治療法如何(いかん)」とかいったような問題と一緒に...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...相手の武蔵の如きは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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