...憂国の好青年だった事においては変りは無いのだ...
太宰治 「惜別」
...りっぱな中流家庭に生まれて芸術上の志望をもってる好青年だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...手塩にかけた好青年が一人...
中井正一 「地方文化運動報告」
...好青年ヨハンネス・ブラームス(Johannes Brahms)は一八三三年五月七日...
野村胡堂 「楽聖物語」
...誰にも愛される好青年だった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...人柄はまことにいきな一九三一年型の好青年紳士です...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...この好青年は、久蔵、久三郎親子の反対を押し切って、お染と一緒になる勇気がないのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二十七八のまだ大学を出たばかりと言った好青年で...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...服部は初対面だが芸術を好むこと盛なる好青年...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ラグビイ選手タイプの好青年で...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...某教会の日曜学校を監理している三十格好の好青年であった...
松永延造 「ラ氏の笛」
...頭髪も七三に分けて気の利いた好青年...
山本笑月 「明治世相百話」
...郷里は越前の国で父(仏師)に彫刻を学び、十九歳のとき上京したが翌年故あって拙宅に寄寓した、白面の好青年、一室に籠ってこつこつやっていたが、いつの間にか精巧驚くべき象牙彫の置物を仕上げた...
山本笑月 「明治世相百話」
...当年二十一歳の好青年となっていた...
吉川英治 「三国志」
...末たのもしい好青年だった...
吉川英治 「三国志」
...あくまで初心(うぶ)で謹直な好青年のごとく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つつましい好青年であり...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...結局君のような好青年を見つけたかったからなのじゃ...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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