...馬琴に対して余り好感を持つものがなかったのは推測(おしはか)られる...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...此新聞へは私は好感を持つてゐないけれど...
種田山頭火 「行乞記」
...M氏に好感を持つて飲み合つた...
種田山頭火 「行乞記」
...多少の好感を持つことができたのは幸いです...
中里介山 「大菩薩峠」
...義仲や信長に好感を持つ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...誰にでも好感を持つて居さうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この青年武士には好感を持つて居る樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...佐吉と新六に好感を持つて居ないのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひどくお紋には好感を持つて居た樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この越後屋の後添へにはあまり好感を持つてゐない樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎が好感を持つたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――余は寧ろ君の酔態に好感を持つ云々といふやうなことを云つて俺を驚かせた...
牧野信一 「ひとりごと」
...かかる際どうしても本間氏に對して好感を持つ事が出來なかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...むしろ好感を持つ必要性や必要や利益の方が多いのではないかと自分では思っています...
三好十郎 「恐怖の季節」
...どの程度の名手なのかわからなくてつまらない」源氏は女王に好感を持つらしく見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まして若い人はあの方に好感を持つことだろうと思われますものの...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分はまた姉の死後にまで持たれる誠意に好感を持つようになったことが原因で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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