...雪のついでにその大略を記して好古家(かうこか)の談柄(だんへい)に具(ぐ)するのみ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...実(じつ)に好古(こうこ)の肝(きも)を清(きよ)くす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此翁和哥を善(よく)し且(かつ)好古(かうこ)の癖(へき)ありて卓達(たくたつ)の人なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...だから井口氏のあとへ秋山好古氏が軍司令官として就任して来た時には...
薄田泣菫 「茶話」
...おまけに持つて生れた好古癖にまかせて...
薄田泣菫 「独楽園」
...気の毒な老ウォルター氏は正直な好古家であったのじゃ...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...ある時好古癖(こうこへき)の甥が来て寿永じゃありません宝永ですと云うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ある時好古癖(こうこへき)の甥が来て寿永じゃありません宝永ですと云うた...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...好古都國 吉田氏は之を好占都に作り笠沙...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...酒井好古堂を訪ひ芳年の錦絵数種を購ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...神田淡路町の好古堂今は浮世絵専門なれど元は書舗なりし故今に品物なか/\あり...
永井荷風 「古本評判記」
...好古癖のあるお銀様でも来て見れば案外の掘出物を見つけるかも知れないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...近来煎茶家ノ好古癖有ル者...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...好古々々ト唱フルハ昔ヨリ有リシコトナレド...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...好古の意見つべし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしの三村氏を煩はして検してもらつた好古小録の填註に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...彼らは巨大な翼に乗って星間のエーテルを渡ることができ――好古家の同僚が大分昔に話してくれた不思議な丘の伝説を奇妙にも裏付けていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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