...殊に彼の最も好もしいことは...
宇野浩二 「質屋の主人」
...噂に聞いていた兄の駐在官(レジデント)の風貌なぞとはまるで別人種のような好もしい印象を与えたのであったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...この稀有な視覚型の詩人の視野においては、「簑(みの)と傘とがもの語り行く」道のほとりに、或は「人住みて煙壁を漏る」陋屋(ろうおく)の内に、「春雨や暮れなんとしてけふもあり」という情景も床しく、「五月雨や仏の花を捨てに出る」その花の褪(あ)せた色も香も、「秋雨や水底の草蹈(ふ)みわたる」散策子の蹠(あしうら)の感覚も、「楠の根を静かにぬらす時雨」の沈静な風趣も、悉く好もしい...
辰野隆 「雨の日」
...ひどく好もしいものに思えるのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...そんな物が、そんな物が)里恵は、兄の又五郎が、好もしい男なら、自分から、夫に、助太刀をしてやって下さいと、云えたが、それさえ云いたくない兄への反感...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...かえってこの異国の風流貴公子の相手になって月を見てやる方が好もしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿論それは好もしいことであると同時に...
中原中也 「よもやまの話」
...これも私の見た内で好もしい映畫の一つだ...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...おっとりと結びついた姿も好もしいものだ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...じかに何か好もしい風景にでも触れているような...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...かへつて大層好もしい場所になつてゐるかのやうな言ひぶりだつたが...
堀辰雄 「おもかげ」
...毎年違った人達――或(ある)年には外人の一家もいたことがある――が出たり入ったりしているのがちょっと好もしい眺(なが)めだった...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...一番好もしいに違ひない...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...静かに注意深く歩いた方が好もしいといふ医家のすゝめだつた...
牧野信一 「F村での春」
...やつぱり村の野天やアバラ屋で古風な蓄音機に合せて村の友達連と踊るよりは此方の方が遥かに好もしい...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...どちらかと問はれゝばこの種の職人の方が好もしい...
牧野信一 「毒気」
...一般人からは好もしい美男という評判は受けていても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...戦争の時味方になって貰ったり学問の共同研究をするなぞは好もしいが一つ鍋のものを食ったり...
森於菟 「屍体異変」
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