...美(うつく)しい歌を好む姫君...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...単に勇を好むとか柔(じゅう)を嫌(きら)うとかいうならば幾(いく)らでも類はあるが...
中島敦 「弟子」
...淡白なものを好む...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...子分に対しての親分たるを好む...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...又 詩賦を好む...
久生十蘭 「泡沫の記」
...その好むところに行き...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...併し此三首ばかりにては強き方に偏し居候へば或は又強き歌をのみ好むかと被考(かんがへられ)候はん...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...婉麗を好む者雅樸を嫌ふの癖(へき)あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...胡蘿蔔(にんじん)などを好む...
正岡子規 「病牀六尺」
...それらの事より山神女性で男子の自涜を好むといい出したものか...
南方熊楠 「十二支考」
...殊に蝮を好む由なり」とある...
南方熊楠 「十二支考」
...行儀のいい事を何よりも好む...
水上滝太郎 「九月一日」
...殺生(せつしよう)を好む...
柳田国男 「山の人生」
...悪と云ひ……そは事を好む子供の所為(わざ)なり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...この喜びにいざ取らんわが好む細き細き穂長の筆...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...好むところと云わないばかりに...
吉川英治 「魚紋」
...好むところでおざらん」「……ははあ?」山伏は苦笑した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...事を好む者これを為(つく)れるなり...
和辻哲郎 「孔子」
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