...私が日本料理に慣れ且つそれを好むことを知らない彼は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こうした風がわりを好む...
海野十三 「一坪館」
...しと/\と降る雨の音を聴くのを好む...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...しかし自由だからと言って街路の方を好む...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...殊更(ことさら)に濃くしたる黒色(こくしょく)を用ゆる事を好む...
永井荷風 「江戸芸術論」
...真が目的なら真を好むのだろう...
夏目漱石 「創作家の態度」
...したがって日本の作家では江戸川乱歩を最も好むが)...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...謎はシャボーの好むところ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...俗人の好む所にしてその句多く理窟に堕ち趣味を没す...
正岡子規 「俳人蕪村」
...感傷的な人間は囘顧することを好む...
三木清 「人生論ノート」
...飾り立てることを好む...
三木清 「人生論ノート」
...人間と友だちになって海に魚釣りに行くことを好む...
柳田國男 「日本の伝説」
...我は爾の好む蛙(かえる)と鯉(こい)とを与えるであろう...
横光利一 「日輪」
...事を好む弥次馬性と射倖心にもうごかされやすい」問「なるほど...
吉川英治 「私本太平記」
...水は器の中の平和に住むことを好む...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは上淫(じょういん)を好むほうだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな好む道――」と...
吉川英治 「親鸞」
...義を好む人と見えて...
吉田松陰 「留魂録」
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