...智慧の教を受け入るることを好む進歩的頭脳の所有者に...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...東京人は概して安値よりも品質の精良を好む習慣がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...もっとしばしば目新しさを好むこと...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...しと/\と降る雨の音を聴くのを好む...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...嬌笑好むアプロヂテー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...才を愛し士を好むに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もし諸君が悪い音楽を好むならば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最も好むところの腕立てに任せる役目ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...好むと好まざるとにかかわらず...
野村胡堂 「楽聖物語」
...あつしは事を好むわけぢやねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最もよくフアンタジイのお伽話を好む子供であり...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...もっと広い芸術的な価値に富む作品を好むのであるが...
平林初之輔 「現下文壇と探偵小説」
...つねに世の平安をいとうて騒乱多事を好むが如し...
福沢諭吉 「教育の目的」
...飾り立てることを好む...
三木清 「人生論ノート」
...鼠や蜘蛛がそれほど音楽を好むかは知らぬが...
南方熊楠 「十二支考」
...吾人たとひ好む所に佞する者に非るも彼の為めに冤(ゑん)を解かざるを得ざる也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...孤独を好む性質(たち)であったので...
夢野久作 「木魂」
...好む道でございますが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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