...およそ彼ほどの好き者は...
海野十三 「蠅」
...親玉に負けない好き者じゃでのう...
中里介山 「大菩薩峠」
...また輪をかけた好き者で……旦那をいいかげんにあやなして置いちゃあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その百姓上りだという手取者(てとりもの)の好き者のお部屋様んところへ推参して...
中里介山 「大菩薩峠」
...好き者のお部屋様に見参するつもりで来たのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それつきり好き者の勘兵衞の妾にされてしまつたといふ話で――」「加賀屋勘兵衞には女房がないのか」「ありますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...好き者の狩屋三郎にはまた一つの魅力でもあつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...よく/\の好き者...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...好き者あればすなわちこれを盗みて以て去る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...それは好き者だからだべさ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おらが好き者か...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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