...人によっていろいろ好き嫌いがあるのでしょうから...
上村松園 「迷彩」
...古今文人の好き嫌いという題で現代文人の答案を求めたに対し...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...自分の好き嫌いで部下を分け隔てしたり...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...亭主が女房の好き嫌いを無視して...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...「ジャッキーは好き嫌いが激しくて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...好き嫌いなんかまるでないんだから...
豊島与志雄 「慾」
...私は自分の好き嫌いだけの問題で...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...非常に好き嫌いのあった人で...
夏目漱石 「正岡子規」
...この一様なる善悪の標準をもって好き嫌いを測るべきものでない...
新渡戸稲造 「自警録」
...好き嫌いを測るものは道徳的物差(ものさ)しでない...
新渡戸稲造 「自警録」
...食べものの好き嫌いがあるということを書いて...
古川緑波 「駄パンその他」
...ヘミングウェイが彼流の道を通って好き嫌いなしに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...然(しか)れどもこれは人の好き嫌いあり...
村井弦斎 「食道楽」
...動物にも我々と同じようにその恋愛において好き嫌いがあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...老若も好き嫌いの差別もなく...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...家にいるじぶんから人の好き嫌いが強くて...
山本周五郎 「さぶ」
...仕事に対する好き嫌いを全然云わない修業をさせられました...
夢野久作 「スランプ」
...好き嫌いは、こうやって、人が勝手に決めてくれる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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