...歴史は好き嫌いの別なく自分の修養の世界でありましたし...
上村松園 「作画について」
...抱一は好き嫌いの劇(はげ)しい感情家であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...好悪とは好き嫌いということである...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...なあに御自分の好き嫌いを基準にしてちゃっかり生活しているんだ...
太宰治 「ろまん燈籠」
...そういう言葉をわれわれは何も好き嫌いしなくても好いだろう...
戸坂潤 「読書法」
...好き嫌いなんかまるでないんだから...
豊島与志雄 「慾」
...好き嫌いももちろんあるし...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...人間は好き嫌いで働くものだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...非常に好き嫌いのあった人で...
夏目漱石 「正岡子規」
...好き嫌いは各自の性質に存するもので...
新渡戸稲造 「自警録」
...食べものの好き嫌いがあるということを書いて...
古川緑波 「駄パンその他」
...父の好き嫌いに関係ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...人により好き嫌いあるべきも...
南方熊楠 「十二支考」
...前年予植物同士相好き嫌いする説をロンドンで出し大いに注意を惹(ひ)いたが...
南方熊楠 「十二支考」
...それにつれて好き嫌いが實に極端にひどいのです...
三好十郎 「肌の匂い」
...そのうちでも好き嫌いがあって...
柳田国男 「故郷七十年」
...家にいるじぶんから人の好き嫌いが強くて...
山本周五郎 「さぶ」
...仕事に対する好き嫌いを全然云わない修業をさせられました...
夢野久作 「スランプ」
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