...古今文人の好き嫌いという題で現代文人の答案を求めたに対し...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...容貌の好悪(よしあし)で好き嫌いをするのは真に愛する所以(ゆえん)ではない...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...好き嫌いのずいぶんはげしかったのが...
大杉栄 「獄中記」
...自分の好き嫌いで部下を分け隔てしたり...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...非常に好き嫌いの強い人であった...
高村光太郎 「美術学校時代」
...なあに御自分の好き嫌いを基準にしてちゃっかり生活しているんだ...
太宰治 「ろまん燈籠」
...人間の好き嫌いというものは妙なもので...
豊島与志雄 「椎の木」
...そんな好き嫌いなんか...
豊島与志雄 「慾」
...好き嫌いなんかまるでないんだから...
豊島与志雄 「慾」
...ものの好き嫌いなどというものは...
中谷宇吉郎 「サラダの謎」
...好き嫌いを測るものは道徳的物差(ものさ)しでない...
新渡戸稲造 「自警録」
...せまき己(おの)れの好き嫌いを標準として世を渡る以上は...
新渡戸稲造 「自警録」
...好き嫌いには規則がなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...進歩のためには自分の好き嫌いの感情でわれわれは今だまされている...
宮本百合子 「幸福の建設」
...それにつれて好き嫌いが實に極端にひどいのです...
三好十郎 「肌の匂い」
...老若も好き嫌いの差別もなく...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...仕事に対する好き嫌いを全然云わない修業をさせられました...
夢野久作 「スランプ」
...陛下御自身の好き嫌いもおありだろう...
吉川英治 「天皇と競馬」
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