...彼は奸人だと思う...
...奸人と関わらないように気をつけなければ...
...奸人が仕掛けた罠に引っかかってしまった...
...奸人に騙される人もいるので注意が必要だ...
...あの政治家は奸智に富んでいるが、奸人とまでは言えない...
...讒者(ざんしや)奸人(かんじん)の死亡(しばう)ありしならん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...お由羅の方以下の奸人を処分する事一...
直木三十五 「南国太平記」
...それに、奸人を処分せよ、などと、大殿の非を再び天下に晒し、斉彬公の不孝を天下に示し――それで、斉彬公の意にかなう家来か――」「西郷、行こう」と、有村が云った...
直木三十五 「南国太平記」
...岩下が「お言葉に背いて恐れ入りまするが、吾等、命を棄てて、奸人を、斬りたいと存じまする」と、少し、顫える声で、云った...
直木三十五 「南国太平記」
...仇を致します奸人共を討つに...
直木三十五 「南国太平記」
...学者や富豪に奸人多きに引きかえ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...其時二人の目に奸人の巨魁(きよくわい)として映じたのは...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...横井が志士の間に奸人として視られてゐたのは...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...大奥と表との見えざる穴道を往来する城鼠奸人(じょうそかんじん)の輩(ともがら)など...
吉川英治 「大岡越前」
...決して相害するような奸人(かんじん)ではないと告げた...
吉川英治 「三国志」
...「奸人(かんじん)黄文炳(こうぶんぺい)をただおくべきでない……」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大江(たいこう)の流れは奸人(かんじん)の血祭りを送り...
吉川英治 「新・水滸伝」
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