...あの人は女院の血筋だそうです...
...高野山には女院がいくつかあります...
...女院にお参りに行くついでに、ここにも寄ってみましょう...
...京都市内には多くの女院が存在しています...
...女院川の近くには桜の名所があります...
...梢の嵐猿の聲』とあり『女院は上の山へ花摘に御出にて』とある後ろの山はと三藏は右手に柱を握つて體を前に延ばす...
高濱虚子 「俳諧師」
...『花筐肱にかけさせたまふは』とある女院の其山の岨傳ひに下り來るところを想像して見ると哀れにも靜かな景色である...
高濱虚子 「俳諧師」
...カトリツク教を奉ずるトラピスト修女院である...
三木露風 「トラピスト天使園の童貞」
...このごろは女院も御所に来ておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雲の上に思ひのぼれる心には千尋(ちひろ)の底もはるかにぞ見る女院が左の肩をお持ちになるお言葉を下された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お伺いを女院へするのに対して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...明石の二巻は女院の御座右に差し上げていただきたい」こう源氏は申し出た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は伺候して女院の御寝室の境に立った几帳(きちょう)の前で御容体などを女房たちに聞いてみると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世の中の人は皆女院をお惜しみして泣いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今になって女院が秘密を秘密とすることに苦心されたことを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかもこの橘の一枝を引出物に女院なり...
吉川英治 「折々の記」
...よくよく思い余った末か」わけて、女院の内では、興味と嫉妬の対象として、囀(さえず)りぬかれた...
吉川英治 「私本太平記」
...ゆうべまでは野々宮の女院の深くにただ悲しみ沈んでいたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...いまは新帝以下の公卿女院もみな六波羅の北に御疎開なのだから...
吉川英治 「私本太平記」
...女院のかげに秘謀を思う官僚など...
吉川英治 「随筆 新平家」
...政権欲と女院の内争などに絡(から)み...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そして女院となり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...女院をはじめ、侍(かしず)く女官たちは、べつな意味で、ほっと心を安めた...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索